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第二十二話 真実
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織った骸骨のようなモンスターが目に入った。
(こいつは・・・骨が折れそうだな。識別スキルでも確認出来ねぇって事は今の前線より遥かに高いレベルのモンスターだな。そしてあの鎌はやっかいだ!!)
シュウが自己解析していると骸骨の赤い目が強く光ると三人に向かって鎌を振り下ろした。キリトとアスナは二人でその斬撃を防ごうと固まり、シュウはバックステップで避け様としたが・・・
「うわっ!!」
「きゃあ!!」
「キリト!アスナ!!」
キリトとアスナは斬撃に耐えられなかったのか吹き飛んでしまうと地面に倒れ伏しまい、シュウは・・・
ブワッ!!
「これは奴の剣圧・・・カハッ!!」
バックステップで避けたシュウは鎌から発せられてた剣圧によって体勢を崩され、壁に激突してしまった。
「クソッ・・・俺とした事が!!」
シュウはゆっくり立ち上がると50%削られたHPをヒールクリスタルで回復し、二人の元に寄ろうとしたが骸骨のモンスターは二人の前に立ちはだかる一人の少女に鎌を振り下ろそうとしていた。
それはユイだった。ユイはシンカーとユリエールと一緒に転移結晶で脱出してる筈だったがユイはキリトとアスナの事を気に掛けたの転移しなかったみたいだった。シュウは急いでユイの救出をしようと試みたが距離があり過ぎる。
「ユイ!!クソ!間に合わねぇ!!」
しかしシュウやキリトとアスナの眼には信じられない光景が入る事となった。
鎌の斬撃は眼に見えないバリアのような物に阻まれてしまい弾き飛ばされてしまった。そしてユイのカーソルにはこう示されてあった。
「「「Immortal object(破壊不能オブジェクト)!?」」」
それは建築物などの破壊する事が出来ないという事を示す【Immortal object】だった。次に見たのはユイが炎を纏う大剣を持ち、骸骨モンスターを燃やし尽くしている光景だった。
シュウはモンスターが居なくなったのを確認するとユイに近づく。そしてキリトとアスナも痛みに耐えながらゆっくりと立ち上がる。
「ユイ・・・」
「ユイ・・・ちゃん」
「ユイ・・・お前は」
「パパ、ママ、おじさん・・・全部、思い出したよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
安全エリアに移動するとユイは全てを話した。
ユイの正体はこのSAOのAI・・・人格を持ったプログラムだと言う事。
SAOが正式稼動し始めた日からプレイヤーのメンタルをチェックしていったが恐怖、絶望などの【負の感情】がプレイヤーを支配して行き、それと同時にユイの心も蝕まれていった。しかしそんな時に見つけたのが喜び、幸せ、安らぎなどの【正の感情】を持っていたキリトとアスナだった。ユイは二人に接触するためにフィールドを彷徨ったみたいだっ
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