暁 〜小説投稿サイト〜
蒼き夢の果てに
第2章 真の貴族
第19話 不死鳥
[後書き]

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 この第19話にて、極楽鳥の話と思わせて置いて、実は不死鳥の再生話だった、と言うシナリオは終わりです。
 第20話からは、ゼロ魔原作第1巻の最後。『フリッグの舞踏会』と成ります。

 もっとも、この話も、フーケに因る破壊の杖盗難事件が起きていないので、まったく違う事件が起きる事と成るのですが。
 ゼロ魔原作小説と比べると、ずっと魔が濃い話と成って居ます。
 まぁ、極楽鳥の卵の話が、何故かフェニックスの再生話に変わる世界ですから、単純な後日談的な舞踏会に成る訳がないのですが。

 尚、本来ならば、タバサはこの舞踏会の途中に抜け出して、別の任務に就くはずなのですが、その歴史は変えて有ります。
 そうしなければならない理由が有りますから。

 当然、その任務に関しても、後に描写する事と成っています。
 原作小説世界とは違い、非常に魔が濃い話と成って居ますが。

 それでは、次回タイトルは『フリッグの舞踏会』です。

追記。

 不死鳥フェニックス。
 ソロモン七十二の魔将の一柱。地獄の侯爵。不死鳥の姿で召喚者の前に現れ、子供の声で話す。その職能は、科学の不思議を開陳する事。

 崇拝される者ブリギッド。
 ケルトの地母神で有り、ダヌー神族の名の元と成った女神。大地の神ダグザの娘。暴君ブレスの神妃でも有る。火とかまどと、光と詩歌の女神とされる。妹が二人存在するらしい。
 ……ウルド、ヴェルダンディ、スクルドや、モリーアン、マッハ、ネヴァンの三姉妹と同じような職能を有しているのでしょうかね。

 おまけ。
 導く者の真名は、崇拝される者ブリギットでは有りません。ただ、その真名を明かすかどうかは現状では微妙ですが。今回、明かしたのは、飽くまでも『神としての名前』です。

 追記2。

 右目にものもらいが……。13年1月末には、左目が開けなくなっていたのに、今度は右目。
 呪われているとしか言い様がない。

 ━━ 罫線の確認。
                                              
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