第18話 魔導師がやって来ました………(前編)
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
事は魔導師でも簡単に見つけられない物かもしれない』
私が説明しようとした時、代わりにエリオ君が説明してくれました。
「エリオ、お前………」
『説明するよ、僕達の事を………』
「魔導師………知らなかった………」
「まさかキャロもそうだったなんて………」
エリオ君は私とルーちゃんの事、そしてミッドチルダの事、家族は魔導師だって事も話してくれました。
流石にみんな驚いているみたいで、嫌われちゃうか心配です………
「じゃあキャロちゃんは本物の魔法少女なんだね!」
「真白、その言い方だと日曜の少女アニメみたい」
えっと………見て無いから題名が分からないです………
「まあいいや。取り敢えず魔導師ってことはああいいうのにも詳しいよな?何か弱点とか無いか?」
「基本的に魔力が無くなれば召喚した物を此処に呼び出し続ける事は出来なくなるよ。でもあの人は1度に5匹の狼を出したし、それは難しいかも………」
『そうね、流石に1日中出しっぱなしだったら魔力切れ起こすかもしれないけど………』
「それは無理だな。それじゃあ嗅覚も戻ってしまう………あの狼って地球にいる狼と代わりないか?」
「そんなに代わり無いと思う」
『そうね、嗅覚をやられて捜すのに手間取っている所を見ても犬と変わらないわ』
私とルーちゃんの意見を聞き、考え込むエローシュ君。
「エリオ、お前って戦えるのか?」
『僕はレイ兄とルーのお父さんから戦闘訓練してるからね、自信は結構あるよ。それにデバイスも持ってるし』
「ルーちゃんとキャロは戦闘出来るの?」
『私とキャロはあの男と同じ、召喚術を使うの。私はデバイス今日持ってきてないからそんなに強い虫を召喚出来ないけど、キャロはデバイス持ってるし、フリードがいるわ』
「フリード?」
「あっ、この子です。行け、フリード!!」
懐から小さなボールを取り出し、真ん中にあるボタンを押すと手のひらサイズに膨らみました。
そして投げるとポン!!と音と共にボールからフリードが現れました。
「クキュー!!」
「おおっ!!」
「小さな竜!?」
「可愛い!!」
驚く2人ですが真白ちゃんだけ、抱きかかえ、ナデナデしてます。
「しかもモンポケ仕様!!俺、メッチャ欲しいんだけど!!」
『そんな話は後で!!そのフリードなんだけど、キャロの魔法で巨大な竜に出来るわ。フリードならあんな狼全て駆除出来ると思うんだけど………』
「まあ確かに竜って響きだけでも強そうに聞こえるな………」
と言っても私はまだ私は完全に使いこなせている訳ではありません。
そんな私で熟練そうな相手の召喚術師を倒せるのでしょうか………
『で、どうするエローシュ?』
「………
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ