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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第十三話 ドクーガ現わる
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うむ」
 三隻の戦艦から小型の戦闘機が出される。そして戦闘態勢に入った。
「では行くがいい、ドクーガの戦士達よ」
 まずはブンドルが口を開いた。
「おい、ブンドル」
「わしが言おうと思っていたのに」
「悪いがこうしたことは先に言った者勝ちなのでな。言わせてもらった」
 ブンドルは二人の抗議を悠然と聞き流した。そして言葉を続ける。
「戦いに向かうその姿・・・・・・美しい」
 そしてまた美しいという言葉を口にした。それが合図となりドクーガはラングラン軍に攻撃を仕掛けてきた。すぐに全軍ラングラン軍に殺到する。
「よし、行け!」
「奴等を皆殺しにするのだ!」
 カットナルとケルナグールも指示を出す。それをラングラン軍は隊を組んで待ち構えていた。
「とりあえず何処のどいつかわかんないけれど敵なのは間違いないみたいね」
 リューネがマサキの横に来てこう言った。
「そうだな。こっちに向かってくるところを見ると」
「降りかかる火の粉は払わなくてはならない」
「出来ることなら避けたいけれど」
「ここはやるっきゃないみたいね」
 魔装機神のそれぞれのパイロット達も隊を組んでいた。そして構えをとる。
「行くぜ、そっちがやる気ならこっちもやってやるだけだぜ!」
「おう!」
 マサキの言葉に応え全軍攻撃態勢に入った。そして敵に対して攻撃を開始した。
 まずは四機の魔装機神とヴァルシオーネがいつも通り突っ込む。そして散開し攻撃を開始した。
「いっけえええーーーーーーーーーっ!サイフラァーーーッシュ!」
「サイコブラスターーーーーーーーーッ!」
 サイバスターとヴァルシオーネから光が放たれる。それがまず敵を討つ。
「メギドフレイムッ!」
「ケルヴィンブリザード!」
「レゾナンスクエイクッ!」
 他の三機も攻撃を仕掛ける。それで敵を討つ。これにより二十機近くが撃墜される。それにより出来た穴に他の魔装機やオーラバトラーが突っ込む。それで一気に勝負をかけてきた。
 戦局はラングラン軍に優勢となっていた。三隻の戦艦に乗る男達はそれを見て互いにそれぞれの反応を見せていた。
「ぐうう、トランキライザーは何処だ!」
「はい、こちらに」
 カットナルは部下から薬を受け取っていた。そしてそれを鷲掴みにし一気に口に入れて噛み砕く。
「ふうう」
 そしてそれを飲み込んで一息ついた。安心した顔になった。
「何だあいつ等は、出鱈目に強いではないか!」
 それから叫ぶ。ブンドルはそれを聞いて呆れた顔になっていた。
「相変わらずだな、カットナル」
「フン、おかげさまでな」
「そう言うと思っていた。しかし」
「言いたいことはわかっておるぞ」
「そうか。だが言わせてもらおう」
 だからといって話を終わらせるようなブンドルでもなかった。
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