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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第十三話 ドクーガ現わる
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わかんねえ奴等だな」
「まさかあの曲を聴きながら戦うつもりなのかしら」
「どうもそうらしいな」
 皆戸惑いながらも彼等を取り囲みはじめていた。ブンドルはそれを見ながら余裕の笑みであった。
「ふふふ、どうやら私の崇高な美の哲学に感動しているようだな」
「いや、違うぞブンドル」
「あれは呆れているのだ」
 カットナルとケルナグールは冷静に周りを見てそう答えた。
「そんな筈はない」
「いや、それがあるのだ」
「自分の趣味が全ての者に受け入れられるとは思わない方がよいぞ」
「それはわかっているつもりだが」
 それでもブンドルは負けてはいなかった。
「私の崇高な趣味は凡人にはわからないのだからな」
「・・・・・・好きに言っておれ」
「それより戦うぞ」
「うむ」
 こうして三人も戦いに入った。周りから迫る魔装機やオーラバトラーに対して攻撃を仕掛ける。しかしそれはことごとくかわされてしまう。
「ヘッ、当たるかよ!」
 マサキが得意な顔でそう言う。そしてファミリアを出した。
「これはおつりだぜ、とっときな!」
「おいら達はお金かよ!」
「心外だニャ!」
 シロとクロは文句を言いながらも敵に向かう。そしてカットナル艦に攻撃を仕掛けた。
「ぬうう、ファンネルを使うとは!」
 彼はここで認識を間違っていた。これはファンネルではなかったのだ。全く別のものであった。しかしケルナグールはそれを知らなかったのだ。
「小癪な真似を!」
 しかえしとばかりにビームを放つ。だがそれはかわされグランガランに向かって行った。
「急速降下!」
 それを見たシーラの指示が下る。カワッセはそれに従い舵を切る。
「了解!」
 そしてビームをかわした。かすりはしたがそれはオーラバリアにより弾かれてしまった。それを見てケルナグールはさらに激昂した。
「おのれ、あの城みたいな船は何なのだ!」
「ええい、黙って戦争ができんのか!」
 それを聞いたカットナルが怒り狂った声でカットナル艦のモニターに出て来た。
「それでよく連邦政府の議員が務まるのう!」
「貴様にだけは言われたくはないわ!」
 カットナルはトランキライザーを噛み砕きながらそう返した。
「さっきから隣で五月蝿いと思っておったのだ!いい加減辺りを殴ったり蹴ったりするのは止めろ!」
「これがわしのやり方だ。口を挟まないでもらおう!」
「ではわしのやることにも口を出すな!」
「何!」
 二人は口喧嘩をしながら戦闘の指揮をとったいた。見ればケルナグール艦はグランヴェールの攻撃を受けていた。
「これで・・・・・・どうだっ!」
 巨大な炎の柱を放つ。グランヴェールの切り札の一つ電光影裏であった。炎により敵を焼き尽くす攻撃である。
 それがケルナグール艦を直撃した。艦が大きく揺れ
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