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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第十一話 勇者再び
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「博士の言う通りだ」
 ナンガがそう言った。
「ちょっと変わった戦艦でね。俺達の乗っているのもすした関係でモビルスーツとかとは違うんだ」
「じゃあ何なんだ?」
「アンチボディっていうのさ」
「アンチボディ・・・・・・。さっきはブレンパワードと言っていなかったか」
「おっと、悪い。俺達が乗っている方をブレンパワードという」
「ふむ」
 ここでラッセが大文字の問いに答えた。大文字はそれを聞いて納得したように頷いた。
「そうだったのか」
「ああ。それで敵さんの方をリクレイマーと呼ぶ」
「リクレイマー」
「詳しいことは中で話す。着艦していいか」
「うむ。ピート君」
 大文字はそれを受けてピートに声をかけた。
「着艦用意を」
「はい」
 こうして二機のブレンパワードが着艦した。彼等もまた長い戦いに入ることをこの時は誰も予想していなかった。しかし時の歯車は彼等を確実に巻き込んでいた。


第十一話    完



                                      2005・3・3

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