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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九話 宇宙からの来訪者
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なくティターンズやネオ=ジオンとも敵対関係にあるのだる。彼等は宇宙で互いに抗争を繰り返しているのだ。ライトはそれを知ったうえで彼等を皮肉ったのだ。
「まあナチスとソ連もそうだったし。案外人間ってのは似た者同士だとかえって仲が悪くなるもんかねえ」
「おい、それ位にしておけ」
 ダンが我慢しきれなくなり言う。
「我がギガノスをこれ以上侮辱することは許さんぞ」
「おやおや、言葉に暴力ですか」
「暴力はんた〜〜い」
 タップが茶化す。
「といいつつ御前の手に持っているのは何だよ」
 ケーンがタップのドラグナーの手にあるレーザーソードを指摘する。
「これか?まあ正当防衛ってとこかな」
「ヘッ、よく言うぜ」
「とにかくだ」
 プラクティーズは彼等の軽薄ともとれるやりとりにさらに怒りを増した。
「貴様等に我がギガノス、ギルトール閣下の崇高な意志がわかってたまるか」
「本当にジオンそっくりだな」
「ケーン、それは禁句だぞ」
 ライトは制止しているようで実は彼等を挑発していた。
「今それを見せてやる。今度こそ覚悟しろ!」
「それを言ってもう何回会ったのやら」
「タップ、まだ五回目だ」
「あれ、まだそれだけか。意外と少ないな」
「他はあのギガノスの蒼き鷹だったからな。多く見えるんだよ」
「じゃあお話はここまで。あちらさんもやる気満々だし」
「やりますか」
「おうよ!」
 こうして三対三の戦いがはじまった。互いに一歩も譲らない。それはフォッカー達も同じであった。
「ほお、これが噂に聞くギガノスの鷹か」
 フォッカーはマイヨの乗るファルゲン=マッフの攻撃をかわし嬉しそうに呟いた。
「噂以上の動きだな。これは面白い」
「あれがロイ=フォッカーか」
 それはマイヨも同じであった。
「見事な動きだ。マクロスきってのエースと謳われただけはある」
 彼もまたフォッカーの腕を冷静に見極めていた。
「私の相手はどうやらあの男のようだな」
「おう」
 フォッカーも周りの者に声をかけていた。
「あいつは俺に任せろ。いいな」
「はい」
 皆それに従う。そして両者は互いに睨み合った。
「行くぜ」
「参る!」
 激しい移動を展開しながらドッグファイトに入った。まるで二匹の猛禽が戦う様な凄まじい一騎打ちが幕をあけた。
「くらいなっ!」
「何のっ!」
 フォッカーのバルキリーの攻撃をかわす。そしてミサイルを放つ。だがフォッカーはそのミサイルを巧みにかわした。
「まだまだっ!」
 その間にも戦いは続く。戦局は次第にロンド=ベルに有利になろうとしていた。だがその時異変が起こった。
「ムッ!?」
 レーダーを見ていたトーレスが声をあげた。
「どうした」
「新たな敵です」
 ブライトにそう答える。
「敵!?ギガノ
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