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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九話 宇宙からの来訪者
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今何処におられるんですか?」
「丁度今ニューガンダムの再調整中だ」
「そうなんですか」
「合流はもう暫く先になりそうだ。まあゆっくり待てばいい」
「そうですね。ところで話は変わりますが」
「何だ」
「火星の話は聞いていますか」
「ああ、何でもバーム星人というのが来ているそうだな」
「ええ。何でも母星が爆発してここまで来たとか。火星に移住を求めているそうですよ」
「そうそう簡単にはいかないだろう。火星には我々も移住を進めている」
「はい。ですから今連邦政府と交渉中です。とりあえずは彼等はここまでの航海に使った宇宙船にいるそうです。何でも小バームとかいうそうです」
「そうなのか。宇宙人といっても困っている相手には手を差し伸べたいな」
「普通はそう考えますよね」
 トーレスはここで少し嫌そうな顔をした。
「ああ。何かあるのか?」
「いえ、三輪長官がね。今回の件で強硬に反対しておられるそうなんです。異星人を太陽系に入れるとは何事だと」
「馬鹿馬鹿しい。じゃあうちのミリアはどうなるんだよ」
 サエグサがそれを聞いてそう言った。
「ミリアやマクロスについてもかなり文句を言っていたらしいぜ、あの人は。周りが止めたらしいが」
「だろうな。周りの者も大変だ」
 サエグサはそれを聞いて妙に納得した。
「火星の方は今交渉が行われている最中らしいな。向こうからは最高指導者であるリオン大元帥という方が自ら出ているらしい」
「へえ、最高指導者御自らからか」
「ああ、でこっちは竜崎博士だ。火星開発の責任者のな」
「あの人なら問題はないな」
 ブライトはそれを聞いて言った。
「落ち着いた理性のある人だ。交渉は順調にいくだろう」
「そうなんですか」
「ああ。だからこそ火星の開発の責任者になったしな」
 ブライトは二人にそう答えた。
「そちらは安心していいな。木星よりも安心できる位だ」
「ああ、木星ですか。あっちはナデシコが活躍したらしいですね」
「ホシノ=ルリ少佐だな。連邦軍で最年少の艦長らしいな」
「そうらしいですね。何でもえらく可愛いとか」
「へえ、そりゃ会ってみたいな、一度」
「止めておいた方がいいと思うがな」
 ブライトは二人にそうクギを刺した。
「何でですか?」
「綺麗な薔薇には棘があるぞ」
「そういえばそうですね」
「うちなんか特に」
「そういうことだ。結城やリューネで懲りているだろう」
「あんなジャジャ馬はもう御免ですよ」
「あとアスカも。何かうちの部隊って問題児ばかりですからね」
「おい、そんなこと言ってるとまた会うぞ」
「うわ、縁起でもねえ」
 トーレスとサエグサはそんな話をしていた。ここで通信が入った。
「こちらアイダホ」
「こちらラー=カイラム。状況はどうか」
「こちらは異
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