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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九話 宇宙からの来訪者
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の数を大きく減らして何処かへ退却した。
「こっちはこれで終わりだな」
「はい、有り難うございます」
 ダバはバニング達に礼を述べた。
「おかげで助かりました」
「それは何よりだ」
 ここでフォッカー達も来た。ケーン達も一緒である。
「そっちも終わりましたか」
「ああ。ギガノスの連中は撤退した。中々骨のある奴等だったぜ」
 フォッカーはカミーユの問いに答えた。
「こっちはわりかし楽だったみたいだな」
「そういうわけでもありませんよ」
 だがカミーユはそれを否定した。
「敵はビームコートを標準装備にしていますから」
「ほお、それはちと厄介だな」
「まあそれでも勝てましたけれどね。実弾兵器やファンネルで」
「じゃあバルキリーだと問題ないようだな。しかしビームに強いとはオーラバトラーみてえだな」
「どちらかというとモビルスーツに近いみたいですけれどね」
「そうなのか。どちらにしろ新しい敵ってわけだな」
「はい」
「で、そちらさんは」
 フォッカーはここでダバ達に顔を向けた。
「見たところ見ない顔だが」
「はい」
 ダバはそれに答えた。
「僕はダバ=マイロード。ペンタゴナから来たバルマーへの反乱軍です。この地球まで彼等の戦艦を奪って逃げて来ました」
「ここまでか」
「ええ。そしてここで言います。彼等はまた地球に兵を向けてきています。今のポセイダル軍がそれです」
「ポセイダル」
「はい」
 ダバはそれに答えた。
「そいつ等が今度のバルマーの尖兵か。ところで」
 フォッカーは質問を続けた。
「詳しい話を聞きたい。来てもらえるか」
 こうしてダバ達はラー=カイラムに入った。まずは嘘発見器等によるチェックを受けた。
「すまないが決まりでな」
「わかっています」
 ブライトの言葉にも彼等は快く応えた。そして検査を受けた。綿密な検査のうえ出た結果はシロであった。
「嘘はついていませんね。彼等はバルマーに抵抗する組織の者です。そしてポセイダル人に他なりません」
 トーレスがブライトにそう報告する。
「体格は我々より少し大柄の傾向がありますがその他は全く変わるところがありません。血液型等も全く一緒です」
「それではバルマー星人達とも同じということだな」
「そうなりますね。他に何かお聞きしたいことはありますか」
「いや」
 ブライトは首を横に振った。
「彼等が信用できるのならそれでいい。それでは彼等の話を聞くとしよう」
「わかりました」
 こうしてブライトはブリーフィングルームに向かった。部屋に入ると既に主だった者達が集まっていた。その中には当然ダバ達もいた。
「それではダバ=マイロード君」
「はい」
 ダバはブライトの声に答えた。
「詳しい話を聞きたい。まず君のことだが」
「ペンタ
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