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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九話 宇宙からの来訪者
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「強いか弱いかは戦ってみればわかるさ。だがビームに強いとなると」
「それはそれで戦い方があるよ」
「そういうこと」
 プルとプルツーはシーブックに応えるかのように前に出た。
「こうやってね!」
「行くよ!」
 そしてファンネルを放った。それで前にいたヘビーメタルを数機たちどころに撃墜した。
「バズーカもあるぜ!」
 ビーチャの百式改がバズーカを放つ。エマやフォウもそれに続く。これもかなりの効果がありヘビーメタルを次々と撃墜していく。
「何か地球のマシンもかなり強いね」
 アムがそれを見て言った。
「バルマーを一度は退けただけはあるよ」
 レッシィがそれに相槌を打つ。
「ダバ、こっちも負けちゃいられないぜ」
 ここでダバのエルガイムマークUのコクピットの後ろに乗る男がダバに囁いた。金髪をリーゼントにした若者である。
「キャオ、ダバを急かさないで」
 それを赤い髪の妖精が止めた。何処となくバイストンウェルのフェラリオに似ていた。
「焦ったら駄目だから」
「わかってるさ」
 ダバはその妖精に答えた。
「リリスもキャオもじっとしていてくれよ」
「わかってるわ」
「おう」
 リリスと呼ばれたその妖精は答えた。キャオと呼ばれた青年もである。彼等もまたペンタゴナから来ている。リリスはミラリーと呼ばれるペンタゴナにいる一族である。キャオは本名をミラウー=キャオという。ダバの親友でありメカニック担当でもあるのだ。
「じゃあ行くぞ。どうやら十三人衆はいないようだな」
「珍しいわね」
「あいつ等も何かと忙しいんだろ。まあどうせすぐにギャブレー辺りが出て来るだろうけれどな」
「だろうな」
「ちょっとキャオ」
 ここでアムから通信が入った。
「あの食い逃げ男の名を出すのは止めてよ」
「そうは言ってもどうせまたすぐに出て来るぜ、あいつは」
「だからといって出すのは止めてくれ」
 レッシィも話に参加してきた。
「あいつのことは思い出したくもない」
「そうかなあ。何か何時か一緒に戦うことになる気がするし。根っからの悪人じゃないだろ、あいつは」
「確かにそうかも知れないな」
 これにはダバが同意した。
「何処か抜けたところがあるし」
「あ、それ言えてる」
「いつもあたし達に負けているしな」
 アムとレッシィもそれに頷く。
「だが手強いことには変わりがない。ここにいないのは幸いだ」
「そういうもんか」
「ああ。だから今は目の前の敵を倒すことに専念しよう。アトールやそんなものしかないようだし援軍も来てくれている。ここは
一気にいこう」
「よしきた!」
「行くよ!」
 こうしてダバ達とラー=カイラムのモビルスーツ達の連合部隊とヘビーメタルの戦いがはじまった。戦い自体は呆気無く終わりヘビーメタル達はそ
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