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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八話 超電磁の力
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ゃああの土偶が遠隔操作でもしていたのか」
「それかAIだな。しかしそれもあまり性能はよくなさそうだ」
 サコンは亮の問いに答えた。
「どうも質より量で押すやり方らしいな」
「そうなのか」
 宙がそれを聞いて頷いた。
「だが奴等のやり方で一つ他の連中とは違うところがあるな」
「ああ」
 これは皆よくわかっていた。
「一般市民を狙っていた。あんなやり方は他の勢力にはない」
「恐竜帝国も邪魔大王国もまずは軍事基地を狙うからな。これはミケーネも同じだ」
「とすると奴等は一般市民をも優先的に狙っているということか。とんでもない奴等だな」
「ああ。だがまだまだ情報が足りない」
 サコンは意見をまとめるようにして言った。
「まだ敵の名すらわかってはいない。全ては」
「これからということか」
「そうだな。だが一つだけは言える」
「ああ」
 皆また頷いた。
「厄介な敵が一つ増えたということだ。そして俺達はより多くの仲間が必要だ」
「そうだな」
 こうして彼等の次の行く先が決定した。今度はチバシティのムートロン研究所であった。そこでライディーン及びコープランダー隊と合流することにした。大文字は早速彼等に連絡をとった。すると研究所の方で快諾してくれた。これでライディーンの合流も決定した。
「それでは」
「はい」
 次の日の朝大空魔竜隊はすぐにチバシティに向かった。そしてそれは次なる戦いはじまりもであった。それでも彼等は行かなければならなかった。それが彼等の務めであったからだ。


第八話    完



                               2005・2・15

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