第八話 超電磁の力
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言った。
「何か左ピッチャーや聖闘士の声そっくりだって。どういうわけか全くわからないんだが」
「その前に宙の声ってアムロ少佐に似てるよなあ」
「ああ、そっくりだぜ」
忍と豹馬がヒソヒソとそういう話をしていた。
「まあそれはいいとしよう。ところでだ」
「はい」
大文字は話を戻した。
「どうやら彼等のことは私より君達の方がよく知っているようだな」
「ええ、それはまあ」
「一緒に戦った中ですからね」
甲児や忍達はそれに答えた。
「なら心配はいらないな。剛博士」
「はい」
剛に顔を戻した。
「宜しいでしょうか。どうやら話は我々がするより彼等がした方が早いようですが」
「そのようですな。どうやら我々が出る幕はないようです」
彼も苦笑しながらそう答えた。
「そでれは決まりですな。彼等のことはお任せ下さい」
「はい。こちらこそ彼等の力を平和の為に役立てて下さい」
「わかりました」
「少なくとも三輪長官に預けるよりはましですからな」
ここで四谷博士が言った。
「四谷博士、それは」
これには大文字も剛も少し引いた。
「いや、おっちゃんの言う通りだぜ」
しかしここで豹馬が四谷に同意した。
「あんなのの下じゃやってられねえよ」
「それだけは豹馬に同意やな」
十三もであった。
「わいかてあんなやばいおっさんの下ではやりたないで。どんな命令されるかわかったもんやないからな」
「そうそう、何かといえば非国民だからね」
雅人が相槌を打つ。
「一体何であんなのが長官になったんだか。常識じゃ考えられないよ」
「沙羅が言ってもねえ」
「貴女だって相当無茶やってるじゃない」
ちずるとめぐみが彼女に突っ込みを入れた。だが沙羅はその程度では怯まなかった。
「あれは別格よ。普通考えられないでしょ。あんなのをトップに置くなんて」
「連邦軍環太平洋区司令官だからな。地球の約半分があのおっさんの手の中にあるんだよな」
健一も眉を顰めさせていた。
「連邦政府は何であんなとんでもない奴を長官にしたんだ?岡長官でもよかった筈だ」
「隼人、それは言い過ぎだぞ」
竜馬が彼をたしなめた。だが一平がそんな彼に対して言った。
「いや、言い過ぎじゃない。あいつは本当にとんでもないことを次々に平気でやる。この前宇宙に展開するロンド=ベルに何て命令したか知っているか」
「いや」
「月を核攻撃しろと言ったんだ」
「核攻撃!?それは本当か」
普段は冷静な鉄也もそれを聞いて驚きの声をあげた。
「ああ、本当だ。流石にそれはブレックス准将に止められたが」
「当然だな」
一同それを聞いて胸を撫で下ろした。
「大体そんな命令する方が異常だぜ。確かに月にはギガノスがいるけれどよ」
「それでも一般市民を巻き添えに
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