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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第六話 フロンティア
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た。
「バニング大尉はどう思われてるかはわからねえがな」
「上機嫌だったよ」
 キースがビルギットに答えた。
「やっぱり大尉もガンダムに乗れて嬉しいみたい。それに操縦も手馴れたものだったよ」
「あの人の操縦は別格だからな。ああ、そうそう」
 ここで彼は何かを思い出した。
「大尉に新兵を紹介しなくちゃいけないんだった」
「新兵?」
「ああ、俺の他に二人来ているんだ。連邦のパイロット養成学校を卒業した二人がな」
「へえ」
 ジュドーもカミーユもそれを聞いて声をあげた。
「専門のパイロットですか」
「ああ。テスト用に機体と一緒にな。残念だがモビルスーツじゃない」
「まあそういったのもあるでしょ。連邦軍だってモビルスーツばかりに頼ってはいられないし」
「ドラグナーの計画もあった筈だ」
 ジュドーとカミーユは口々にそう言った。
「そういうのもありかな。SRXもあったし」
「リュウセイ達元気かなあ」
 中にはかっての仲間達を懐かしむ者もいた。
「それでその二人だけれどよ」
 ビルギットが話を戻した。
「あの男の子と女の子?」
 ここでフォウが部屋に入って来た。
「ああ。知ってるのか?」
「はじめて見る顔だったから。さっきモンシアさんとヘイトさんが艦橋に連れて行ったわよ」
「えっ、もうか!?」
「ええ。何でも挨拶が先だって。ビルギットさんは挨拶は済ませたの?」
「おうな。そうか、もう行ったのか」
 彼は少し残念そうに答えた。
「何か先を越された気分だな」
 何処か悄然としない彼であった。その時艦橋では一組の男女がブライトの前にいた。
 紫の上着に黒いズボン、銀の肩当てを身に着けた紫の髪のまだあどけなさの残る少年と青緑の胸が大きく開いた上着に黒いかなり丈の短いスカートを履いた銀髪の綺麗な顔立ちの少女がいた。少女の方がニ三歳程年上であるようだ。そのせいか彼女が右にいた。
「ゼオラ=シュバイツァー少尉です」
 少女がまず敬礼して答えた。
「アラド=バランガ少尉です」
 少年も答えた。二人共階級は同じであった。
「ブライト=ノア大佐だ」
 ブライトは返礼して答えた。
「このラー=カイラムの艦長を務めている。以後宜しくな」
「はい」
「宜しくお願いします」
 二人はそれに応えた。
「君達二人はパイロット学校を卒業してロンド=ベルに配属されたのだったな」
「はい」
「テスト用の機体と共にか。ビルトビルガーとビルトファルケンだったな」
「はい」
 二人はまた答えた。
「マオ社の製造か。百舌と隼か」
 ブライトはその機体の名を呟いた。ドイツ語で百舌と隼の意味であるのだ。
「いい名前だな」
「大佐もそう思われますか?」
 それを聞いたアラドの目が輝いた。
「あ、ああ」
 ブライトは彼
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