第五話 超獣機神
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「だが強さなら俺も負けちゃいねえぜ」
「そうかい。じゃあ見せてくれよ」
「おう」
ジーグはそれに答えて跳んだ。そして前にいるサキに襲い掛かった。
「うおおおおおおっ!」
そしてその胴を掴む。そのまま両手で締めつけた。
「ジークブリーカーーーーーーッ!」
一気に押し切った。そしてその胴を砕いた。サキは断末魔の叫びをあげることもなく爆発四散した。
「どうだ」
ジーグは甲児に顔を向けて問うた。
「やるじゃねえか。俺も気合入れなくちゃな」
彼も奮起した。そして再び戦いに入るのであった。
ダンクーガが戦場に到着した。まずは剣を取り出した。
「断・空・剣」
それで敵を切り裂く。斬りつけられた敵が唐竹割りになり爆発する。そしてザンキの乗るゼンUに顔を向けてきた。
「あれが敵の指揮官の一人みたいだね」
沙羅が他のメンバーに対してそう言った。
「らしいな。雰囲気が違う」
亮がそれに同意する。
「ならすぐにやっちゃおうよ。もう敵はかなり減ってるし」
「雅人の言う通りだな」
忍がここでこう言った。
「やるぜ、一気にかたをつける」
「了解」
他の三人がそれに頷いた。ダンクーガはそれを受けて全身に力を溜めた。
「行くぜ、断空砲フォーメーションだ」
「よし!」
亮が頷く。ダンクーガの支持アームを伸ばしてビッグモスの主砲を出してきた。
「行いいけえええええええっっっっっっ!!」
忍は絶叫した。そしてその主砲をゼンUに向けて放つ。それは一直線に向かった。
「うわっ!」
あまりもの速さにかわすことはできなかった。ザンキはそれをまともに受けてしまった。
ゼンUは大破した。爆発するのは時間の問題となった。
「おのれっ、覚えておれよっ!」
ザンキは捨て台詞と共に脱出した。そして何処かへと去って行った。
「フン、情ない奴だ」
バットは甥の不甲斐無い姿を見て舌打ちした。
「だがまだまだわしがいる。そう簡単にはやられんぞ」
「果たしてそうかな」
ライガーに乗る隼人がそれを聞いて不敵な笑みを漏らした。
「御前さんの乗るその空母もかなりのダメージを受けているようだがな」
「この程度でか」
しかしバットはその言葉にも笑っていた。
「わしも恐竜帝国も甘く見られたものよ。哺乳類共にここまでコケにさえるとはな」
「じゃあ違うという証拠を見せてみろ」
鉄也がグダの上に飛びながら言った。
「御前のその主張が正しいということをな」
「言われずとも」
バットはそれに対しても余裕の笑みで答えた。
「この戦闘機達で見せてやろうぞ」
そして搭載している戦闘機を全て出してきた。
「まだだ!」
その上で砲撃を開始してきた。
「これが貴様等にかわせるかな!」
「戯れ言を」
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