第五話 超獣機神
[7/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
していく。
「敵を滅するがいい!そして恐竜帝国の誇りを見せてやるのだ!」
戦闘機はマジンガーやゲッターに襲い掛かる。特にボスボロットを狙っていた。
「こんなくそおっ!」
ボスはそんな戦闘機を何とか殴り潰そうとする。だが当たらない。
「うう、空が飛べねえと辛いなあ」
「ボス、仕方ないでやんすよ」
「そうそう、ここは諦めて後ろに下がりましょう」
後ろにいる二人がそう言ってフォローする。
「ちぇっ、じゃあいつも通り補給役に徹するか」
「そうそう」
こうしてボスボロットは後ろに下がった。その間にも恐竜帝国の戦闘機達がマジンガー達に襲い掛かる。しかし彼等はそれをものともしない。
「やはり手強いな」
バットはそれを見てさらに顔を顰めさせた。
「ならばこのグダで倒すか」
グダを最前線に出そうとする。
「ザンキ、御前も来い」
「ハッ」
ザンキもそれに従う。彼は残った戦力を再編成し攻撃を仕掛けようとする。だがここで新手が来た。
「待たせたな!」
四機の獣の姿をしたロボットが戦場にやって来た。
「来たか!」
甲児はそれを見て叫んだ。
「あれがダンクーガか!?」
ジーグはそれを見て言った。
「ああ。見てな、これから凄いもんがはじまるからよ」
甲児は楽しそうな声でそう言う。そしてそこで葉月の通信が入った。
「藤原、いいな」
「おう、何時でもいいぜ」
忍は彼にそう答えた。
「沙羅、雅人、亮、いいか!」
鷲のマシンに乗る忍が豹、獅子、そして象に声をかけた。
「あたしはいいよ!」
「俺も!」
「すぐにでもいけるぞ!」
三人はそれに答えた。こうして合体がはじまった。
「データキーワードロック解除」
忍はイーグルの前のコンピューターのロックを解除した。
「キーワードD・A・N・C・O・U・G・A。ダンクーガ!」
そして叫んだ。
「うおおおおおおおおおっ!やっっっっっっっってやるぜ!」
思いきり叫ぶ。そして四機のメカが変形した。
沙羅の乗るランドクーガーと雅人の乗るランドライガーが獣の姿から足になる。そして亮の乗るビッグモスが重なる。忍の乗るイーグルファイターが頭になる。そしてそれぞれ重なった。
光がその巨体を包んだ。そしてそこに黒い巨大なロボットが姿を現わした。
「あれがダンクーガか」
ジーグはその姿を見て呟いた。
「凄い気を感じるな」
「そりゃそうだろ」
甲児がそれに応えた。
「ダンクーガはあいつ等の闘争心をそのまま力にしているからな。だから気もすげえんだ」
「そうなのか」
「そしてすげえのは気だけじゃねえぜ」
甲児は言った。
「見てな。俺のマジンガー程じゃねえがとんでもねえ強さだからな」
「それは面白いな」
ジーグはそれを聞いて笑った
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ