第五話 超獣機神
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た。かなりの規模の基地であり今は連邦軍の基地として使われている。多くのモビルスーツや戦闘機等がここに置かれていた。
「しかし何時来てもここはでけえな」
黒い髪に険しい目をした男が滑走路を眺めながらそう言った。黄色っぽい作業服を着ている。連邦軍のものである。
「そうだな」
細面の長身の男がそれに応えた。
「流石は連邦軍の一大航空基地なだけはある」
「それだけじゃないからね」
赤い髪の小柄な青年がここに入って来た。
「俺達もいるし」
「そうだな」
黒髪の男がそれを聞いて笑った。
「今まで何かと暇だったんだ。これからはまた大暴れさせてもらうぜ」
「あんたは変わらないね、ホントに」
ピンクの長い髪をしたいかにも気の強そうな女が呆れた顔で黒髪の男に言った。
「そんなんだから三輪長官に睨まれるんだよ」
「それは御前もだろうが」
黒髪の男はそれを聞き少し怒ったような声で言った。
「この前あのおっさんに面と向かって罵倒しただろうが」
「あれは当然だよ」
女はそう反論した。
「何処にあんな無茶な命令出す奴がいるんだよ」
「確かにそうだけれどよ」
どうやらそれは同意なようである。
「けれど掴みかかろうとするのは幾ら何でも駄目だろう」
「全くだ」
細面の男が呆れたような言葉を出した。
「沙羅、御前はもう少し落ち着いた方がいいぞ」
「亮」
その女結城沙羅はその言葉に反応し細面の男司馬亮に顔を向けた。
「けどあんただって同じ考えでしょう」
「まあな」
亮はそれを否定しなかった。
「俺もあの長官は好きじゃない。だがな」
「だが・・・・・・何よ」
「俺達は軍人なんだ。命令には従わなくではならない」
「一応そういうことになってるな」
黒髪の男はそれに頷いた。
「忍は全然守っていないけれどね」
赤い髪の男がからかうようにして黒髪の男、藤原忍に対して言った。
「雅人も人のこと言えねえだろうが」
「あらら」
赤髪の男、式部雅人はその言葉におどけてみせた。彼等が獣戦機隊のパイロット達である。彼等のロボットが合体してダンクーガになるのである。
「おい、四人共」
ここで後ろから彼等を呼ぶ声がした。
「ちょっと来てくれ。司令が御呼びだ」
白衣を着た白い髪の男がそこに立っていた。
「博士」
彼等はその男の方に顔を向けた。その獣戦機の開発者である葉月健太郎である。
「君達のこれからについて話がある。いいな」
「了解」
四人は彼に連れられて司令室に向かった。そこにはいかめしい顔立ちをした男がいた。厚木の基地司令に就任したロス=イゴールである。
「四人共よく来てくれた」
イゴールは四人が部屋に入るとまずそう声をかけた。
「はい」
亮が四人を代表して応えた。
「俺
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