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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第四話 聖戦士
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ランガランの艦長である。それぞれの女王達の側近でもある。
「こちらに来る敵は任せろ。いいな」
「宜しいのですか?」
 ニーが問うた。
「構わん」
 カワッセが答えた。
「シーラ様は我々が御守りする」
「エレ様もだ」
 エイブも言った。
「だからお主達は目の前の敵に対処せよ。よいな」
「わかりました」
「それに敵の援軍が迫って来ている。注意しろ」
「援軍!?」
「はい」
 ここで水色の髪に赤い目の気品のある少女とピンクの髪の美しい少女がモニターに姿を現わした。ナの国の女王シーラ=ラパーナとラウの国の女王エレ=ハンムであった。
「邪悪なオーラ力を感じます。それもかなりの数の」
「オーラ力」
 それを聞いてショウの顔が曇った。
「まさかそれは」
「そこまではわかりませんが」
 シーラが答えた。
「ですが敵が近付いていることは事実です」
「はい」
 エレの言葉に頷いた。
「ですからお気をつけ下さい」
「わかりました」
 ショウ達はそれに頷いた。
「ではやってみせましょう。まずは今ここにいる奴等を」
「待って下さい」
 だがここでシーラが言った。
「どうしたんですか!?」
「味方です」
「味方」
「はい。もうすぐここに来ます。これは・・・・・・」
「ええ、彼です」
 エレも感じているようであった。
「来ます、ここに」
「風が。そして新たな聖なる戦士が」
「聖なる戦士」
 ショウがその言葉を呟いた時であった。戦場に風の戦士がやって来た。
「ショウ、久し振りだな!」
 サイバードであった。サイバスターが鳥の形に変形した巡航型である。
「サイバード、マサキか!」
「おう、まさかラ=ギアスに来ているとは思わなかったな。どうしたんだ!?」
「またバイストンウェルから出されたんだ。ジャコバ=アオンにな」
「そうか、やっぱりな」
「ここが前御前が言っていたラ=ギアスだったとはな」
「どうだ」
「バイストンウェルに似ているな。だが話は後にしよう」
「そうだな」
 マサキはそれに頷いた。
「まずはこの連中を何とかしないと」
「敵の援軍も来ているらしいしな。協力するぜ」
「頼む」
 こうしてマサキ達はショウ達の援護に回った。魔装機達は次々にやって来てシュテドニアスの機を撃墜していく。タダナオも戦場に来ていた。
 戦局はマサキとショウ達に有利となりつつあった。シュテドニアスの機はその数を大きく減らし撤退に向かおうとしていた。だがその時であった。
「来ました!」
 エレが叫んだ。ショウもそこに何かを感じた。
「これは・・・・・・!」
「御父様!」
 リムルが叫んだ。すると前に黒っぽい巨大な戦艦が姿を現わした。
「やはりな」
 エイブはその巨体を見て腕を組みながら呟いた。
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