第四話 聖戦士
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ルに答えた。
「急いでここまで来たんだ。生憎乗っていたのがこれだがな」
どうやらダンバインはあまり好きではないようである。
「だがそんなこと言ってる場合じゃねえな。ここは半分は俺が引き受けるぜ」
「頼めるか」
「その為に来たんだ。任せときな」
「頼むぞ」
こうしてトッドが参戦した。彼はガラリアに向かった。
「さあて、俺は女でも容赦はしねえぜ」
「フン、この軽薄男が」
ガラリアは彼に対しても臆することがなかった。
「あたしに勝てると思っているのかい。真っ二つにしてやるよ」
「できるものならな」
トッドのダンバインは剣を抜いた。そして対峙する。
戦いがはじまった。それはショウの方でも同じであった。
「行くぞ、ショウ=ザマ」
バーンは既に剣を抜いていた。
「バイストンウェル、そして地上での雪辱、ここで晴らしてくれる」
「バーン、退くつもりはないな」
「無論、私は武門の家の者。そして貴様に受けた屈辱を忘れたことはない」
「わかった」
ショウも引き下がらなかった。両者は互いに剣を構えた。
「ならばここで終わらせる、俺達の戦いをな」
「それはこちらの言葉だ」
バーンはレプラカーンを突進させた。
「ショウ=ザマ、覚悟」
剣を大きく振り被る。そして一気に振り下ろした。
「死ねっ!」
「何のっ!」
ショウのビルバインはその剣を受け止めた。そしてその衝撃を引いて殺す。それから反撃に転ずる。
「これならどうだっ!」
突きにかかる。だがレプラカーンはそれをかわした。
「甘いぞっ!」
両者互角であった。二人は一騎打ちに入っていた。
その間にマーベル達と魔装機が他のオーラバトラーを撃ち落していた。その数はかなり減っていた。
やがてウィル=ウィプスにも迫った。だがその周りを護衛のオーラバトラーが固めている。それでも彼等は迫った。
「こいつ等は僕達に任せてもらおう!」
ヤンロン達が前に出た。
「メギドフレイム!」
「レゾナンスクエイクッ!」
それぞれ攻撃を放つ。それで護衛を一掃した。
「さあて、後は」
サイバスターが前に出た。
「あのデカブツをやるぜ!」
「了解!」
各機散開する。そしてそれぞれ攻撃に移る。その中にはタダナオもいた。
「よし」
彼はハイパーリニアレールガンのボタンの覆いを取った。
「これを使うのははじめてだな」
そして照準を合わせる。当然ウィル=ウィプスに狙いを定める。
そして放つ。巨大な光が戦艦に向けて放たれた。
「行けっ!」
それは戦艦の側面を直撃した。一撃で船が揺れ動いた。
「何事だっ!」
ドレイクは揺れる艦内で仁王立ちしながら周りの者に問うた。声は大きいが動揺はなかった。
「敵の攻撃です、かなりの威力です!」
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