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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二話 悪を裁つ剣
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声は」
 皆それが誰の声であるかすぐにわかった。
「ジャック、来たのか」
 皆そちらに顔を向けた。するとアメリカのガンマンの様な格好の銀色のロボットがそこにいた。
「そうYO!ミーを入れないのは寂しいね!」
 彼は不自然な程明るい声でそう言った。
「おい、ジャック」
 だが竜馬がそんな彼に冷静な声で返した。
「一体何時日本に来たんだ?」
「HAHAHA,それはね」
「もう兄さん」
 ここで帽子の方から声がした。
「ちょっと静かにして。話が進まないわ」
「OH,SORRY」
 ジャックはやはり笑ってそう答えた。
「まあ来てくれたんなら有り難いよ」
「ジャック、宜しくな」
「これからも頼むぜ」
 三人は彼に対してそう言った。ジャックはそれに応え早速敵に攻撃を開始した。
「シューーーーーートッ!」
 手に持つ銃を発砲する。それで敵を撃った。
 それで倒した。見かけによらずかなりの破壊力だ。
「へええ」
 ジーグはそんなテキサクマックを見て思わず感嘆の声を漏らした。
「思ったよりやるな。見かけによらないもんだ」
「HAHAHA、その通りね」
 それを聞いてやはり笑うジャックであった。
「ミーはグレイトYO!それは覚えといて!」
「もう、また兄さんたら」
 帽子からまた声がした。
「なあ」
 ジーグはそれを受けて竜馬に問うた。
「さっきから帽子から声が聞こえるんだが」
「ああ、あれか」
「中に誰かいるのか?」
「いるよ。ジャックの妹が」
「妹!?」
 ジーグはそれを聞いて思わず叫んだ。
「あいつ妹がいるのか!?」
「驚くことか?さっきから兄さんって言ってるじゃないか)
 竜馬はそれを聞いて不思議そうな顔をした。
「君にも妹がいる筈だが」
「あ、ああ」
 ジーグにも妹がいる。まゆみという可愛らしい少女だ。
「だったら不思議じゃないだろう」
「しかし」
「信じられないと言いたいんだな、ジャックにいることが」
「まあな」 
 その通りであった。あの話し方からは信じられないのであった。
「美人だぜ。この戦いが終わったら会ってみるといい」
「わかった」
「何を話しているのデスか!?」
 ここでまたジャックの声がした。
「ミーの妹のメリーは美人ですよ」
 やはり変な日本語であった。
「それは後でじっくり見て下さいね、HAHAHAHA」 
「もう、兄さんたら」
 またメリーの声がした。困った様な声であった。ジーグはそれを聞いて変な兄を持つと大変だと思った。
(俺も人のことは言えないか)
 ここでふとこう思う彼であった。
 戦いはスーパーロボット達に有利になってきていた。既にハニワ幻人達はその数を大きく減らしていた。
「まだまだ!」
 だが彼等も怯んではいない。
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