08 マグニス―みくだすものたち―
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「キュ!」
アルマがショコラの肩に乗る。
「あ、アルマちゃんだよね?さっきはありがとう。そしてボディーガード、よろしく」
「キュウ!」
そうして先に進んだ俺達は広い部屋、管制室に出た。
「ようやく到着か。天から見放された神子と豚どもが」
全員が管制室に入ったと同時にマグニスの声が響いた。
「天から……見放されただと?」
クラトスが呟くように言う。
中央の装置からマグニスが出てきた。
天から見放されたのはお前だとロイドが叫び戦おうとするが、部屋の両端の転送装置からディザイアン達が出てきて囲まれてしまう。
どうやら投影機と言う遠くのものが見える装置で俺達の事は筒抜けだったらしい。
ニール達が装置に映し出され、閉じ込められていくのが見えた。
そしてマグニスは投影機に映し出された人達でイセリアの再現をしようといい始める。
あの時の事を思い出す。
ディザイアンは……どうして……こんな事をするんだ……
また、何かがこみ上げてくる。
「や、やめろ!」
ロイドが必死に叫ぶ。
するとマグニスはロイドの表情を見て楽しむかのように、マーブルの話を始めた。
マーブルをロイドが殺したと……
それにいち早く反応したのは何故かショコラだった。
マグニスはショコラの反応を見て、話し始める。
ショコラの祖母であるマーブルを殺したのはロイドだと……
ジー二アスがすぐにロイドはマーブルを助けようとした事をショコラに伝えるが、ショコラは後ろに後ずさりディザイアンに捕まり、ショコラからディザイアンを遠ざけようとしたアルマはディザイアンに弾き飛ばされる。
「アルマ!」
アルマを受け止める。ショコラはそれに一瞬声を出そうとしたが、ロイドがディザイアンにショコラを放すように叫ぶのを聞いて、ロイドを睨んだ。
そしておばあちゃんの仇に頼りたくない。頼るくらいなら死んだ方がマシだと叫ぶ。
コレットが説得するも、自分の事はドアが助けてくれると言って聞かない。
マグニスはその様子に声をあげて笑い、ショコラを連れて行くように指示をだした。
俺達はそれを追いかけるために戦闘になる。
一般兵を倒すと、マグニスが直接出てきて戦う事になった。
「生きて帰れるとは思ってねぇだろうな!!」
巨大な斧を振り下ろし、マグニスが攻撃してくる。
手下のディザイアンも魔法や鞭、ボウガンで攻撃してくる。
相手の魔法をジー二アスが相殺し、ボウガンによる遠距離攻撃をアルマが防ぐ。
俺とロイドとクラトスで敵の魔法使いとボウガン使いを先に倒そうとするも鞭使いやマグニスが向かってくる。
コレットが一定の距離でこちらを援護、後方でリフィルが回復してくれる。
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