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真剣に紅狼に恋しなさい・・・・?
無限転生者
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元親”は存続で。で、“剄技”なんだけど、鋼糸は無しで頼む」
「ふむ。鋼糸は無しでいいのか?」
「ああ。その代わりのモノを頼むからな。あ、あと、ガンブレードは返すよ」
「おお、管理してくれて助かったぞ」
「見つけた時はマジでビックリしたよ」


あちらの世界で仕事とかしないといけないからなぁ。
あの仕事(・・)が俺にはピッタリだな。


「で、追加の方なんだがいいか?」
「うむ。なんでもいいぞ」
「その前に一つ聞きたいんだが、俺は転生先では何歳まで成長するんだ?」
「25歳までじゃ」
「ということは、25歳になったら物語が進むと考えていいんだよな?」
「そうじゃ」
「じゃ、まず、俺を転生先では、車の運転を出来るようにしてくれ。車種はBMW、シリーズは5シリーズ、マニュアルで頼む。あと、ガンブレードの代わりに特殊な双銃を創って欲しいことと“グスタフ・ミュンヒハウゼン”の戦闘法と“ミハイル・ロア・ヨンダムフォン”の戦闘法かな。あとは各種の格ゲーの技など」
「車はBMWの5シリーズ、特殊な双銃、グスタフとロアに各種の格ゲーの技。………手配しておこう。双銃の形は?」
「まず、長銃でマガジンタイプ、最大九発撃てる構造で全弾マグナム仕様。配色は黒と白だが、黒の長銃には銃身に白い狼の彫刻が彫られていて、逆に白の長銃には黒い狼の彫刻が彫られている様にしてくれ」
「こりゃまた、随分と凝ってるの。それで名は?」
「二つ合わせて、『双狼銃 オルガロン』だ。黒銃は『白の響狼(ヴァイサー・オルガロン)』、白銃は『黒の響狼(シュバルツェア・オルガロン)』」
「無駄に考えておるのぉ」
「いいだろう、別に。特注ならカッコいい名前ぐらいつけたくなるものだろ?」
「お主がよければ、ワシは構わんよ。……っと、こんなところか?」
「ああ。こんなところだな」
「長くなったが最後にお主の固有結界についてじゃが、前の世界でお主は八人と結婚したのでお主を封印してる鎖が以前は二本だったのが八本になった。この八本の鎖が全部外れたら何かの拍子で確実に発現してしまうが、鎖があるなら発現はしないようになっておる。外れてしまう要因としては、二つある。一つは、普通の人にとって致命傷になりうる傷をお主が受けた時じゃ。あいにくお主は不老不死じゃが、人にとって致命傷になりうる攻撃を受けたら鎖は外れてしまう。
二つ目は、お主が“護りたいモノ”を傷つけられることじゃ。この二つを頭の片隅にでも入れておいてくれい」
「……そんじゃま、行くよ、次の世界に」
「うむ。……それでは蒼騎 真紅狼よ。次なる世界にて新たな人生を築き上げよ」


俺は光に包まれながら、現代に還っていった。
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