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混沌の魔術師と天空の巫女
第1章 ニルヴァーナ編
ダーウィング
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・光へ!」

俺の体に身に纏っていた黒いオーラが、白いオーラへと変わった。

「光竜の鉄拳!!」

俺は拳に光を宿らせ、奴に殴りかかっていった。

「どわぁっ!?」

ドドーーーーン!!!

「な、なんという威力だ・・・!」

「魔力で落ちてはいるが、光の速さで殴った。結構効くだろ!光竜の鉤爪!!」

今度は鉤爪で蹴り飛ばす。

「のわぁっ!!!!!!」

奴は飛ばされ、そのまま落ちた。

ドスーン!

「ぐうぅ・・・しかし、黒いオーラで闇の滅竜魔法、
 白いオーラで光の滅竜魔法・・・」

「そうだ。これが俺の戦い方だ。」

ある時は光の滅竜魔法で、ある時は闇の滅竜魔法で戦うのがいつもの事だ。

「少し甘く見ていた・・・だったらさらに魔力を上げるまで!
 ぬおおおおおおおおっ!!!」

奴の言葉と同時に奴の身体から強力な魔力を感じた。

「こいつまだ・・・っ!?」

魔力がかなり抜ける!?

「魔力を上げる事で、魔導士の魔力をさらに減らす!!終わりだ!!小僧!!」

「・・・・・・。」

アレをやるか・・・。

「どうした?怖くて声が出せないのか・・・?」

「なぜ、俺が混沌の魔術師と呼ばれているか、知ってるか?」

「何・・・?」

「混沌・・・混じりあう・・・。」

「・・・まさか!?」

「そうだ・・・光と闇、混じりあわん2つを混じり合わせる・・・!
 混沌モード!!!魔力30%!!!!」

それと同時に右に白の左に黒いオーラが俺の体に身に纏う。

「来い・・・これで相手になる!いくぞ!!」

「ほざけ!!!」

奴は俺を殴りにかかる・・・だが、

ビュン!

「ぬうっ!?」

光と同じ速さ、スピードが早過ぎる。

「喰らえ!混沌竜の鉄拳!!」

拳に光と闇を纏い、パンチを放った。

ドスン!!

「ぐおおおおおおおおっ!!!!!」

腹部分に当たった。結構効いたようだ。

「続けて!混沌竜の鉤爪!!」

光と闇を纏った足で蹴りを放った。

「ぐああああああっ!!!」

今度は顎に当てた。

「小僧がぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」

奴は俺を掴もうとした・・・だが、

「混沌竜の翼撃!!!」

光と闇を纏った両腕を薙ぎ払うように振るい、掴もうとした腕を攻撃した。

バァシュン!!!!

「ああああああああああああああああっ!!!!!!!!!」

奴の腕が1本砕け散った・・・まぁ、
杖だし、見た感じ木で作られていたからなぁ・・・悪魔も木っぽかったしなぁ・・・。

「き、貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

そろそろ魔力も切れそうだし、
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