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混沌の魔術師と天空の巫女
第1章 ニルヴァーナ編
ダーウィング
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せ、殴る。

「ふん!」

しかし奴はガードをした。

「くそ!魔力が無くって技の威力まで下がってる!!」

「はははははっ!!思い知るがいい!!このダーウィングの力を!!」








































こちら、6番魔水晶(ラクリマ)にて・・・

「本当にできるの?ウェンディ。」

「これは私がやらなきゃいけない事なんだ。」

「まぁ、コージが頑張ってるからね。」

そこにはウェンディ、シャルル、ミントがいた。そなぜかというと、数分前・・・















「ジェラール、具合悪いの?」

「大丈夫?」

「ああ・・・君は確か治癒の魔法が使えたな。
 ゼロと戦う事になるナツの魔力を回復できるか?」

「それが・・・」

「何バカなこと言ってんの!今日だけで何回治癒魔法を使ったと思っているのよ!!」

「そうだよ!!これ以上は無理があるよ!!!」

「そうか。ならばナツの回復は俺がやろう。」

「え?」

「思い出したんだ。ナツという男の底知れぬ力、希望の力を。」

「(ジェラール・・・。)」

「君は俺の代わりに6番魔水晶(ラクリマ)を破壊してきてくれ。」

「でも・・・私・・・。」

「君にならできる。滅竜魔法は本来ドラゴンと戦う為の魔法。
 圧倒的な攻撃魔法なんだ。空気・・・いや・・・空・・・
 “天”を喰らえ。君にもドラゴンの力が眠っている。」




















「ドラゴンの力、私の中に・・・今、お兄ちゃんは頑張って守った・・・
 私だって、自分のギルドを守る!!お願い、グランディーネ!!力を貸して!!!」
































「このぉっ!!!」

俺は闇竜の鉄拳をもう1度するが、再びガードされる。

「無駄だ無駄だっ!!今度はこっちから行くぞ。」

奴は俺に殴りかかって来た。

「くっ!」

俺はガードをするが奴の力が強すぎて飛ばされ、壁にぶつかる。

「(時間がないっていうのに・・・!)」

「はははははっ!!!悪魔の力とこの魔杖の前では何もかもが無意味だ!!!!」

奴は俺に蹴りかかって来た。

「ぐぁっ!!」

俺はガードできず、蹴りをまともに受けてしまい、壁は壊れた。
壁が崩れ、上から落ちてきた。

「どわぁっ!!」

俺は何とかかわす。

「闇から・・
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