カーニバル
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
〜???side〜
ザァァアアァァァァァァァァ・・・・
私達が見てるモニターには一人のパンドラが50人相手に無双していた。
「シスターマーガレット! これは異常です!! すぐさまに“カーニバル”を中止してフェアチャイルドを調査するべきです!!」
「………いえ、このまま続行しましょう。………「しかしっ!」……彼女の強さが本当に人の理解を超えたモノなのか、どうか………」
私達はシフォン・フェアチャイルドを映したモニターを見つめていると、突然空が割れ、そこから人が逆さまに落ちていくのを確認できた。
〜マーガレットside out〜
〜真紅狼side〜
穴に落ちてから、三分後出口が見えたと思ったら………
「なーんで、空の上から………しかも、逆さまで落ちてんだ?」
そんなことを思いつつ、抵抗せずにそのまま地面に激突することを決めた。
下を見てみると、周りに大きな壁がありドームのように囲んでいた。
そして、そのドームの中には崩れかけている廃ビルがいくつも見える。
「コロシアムのなんかかな………?」
そう思っていたら、地面と激突した。
ドッゴッッン!!
………決めた。
今度からはちゃんと対策をとろう、スッゲェ痛いな、こりゃ。
「ぐぉぉぉ………、随分とアホな事をしたもんだ」
「………な、何事?」
「あ、あの大丈夫ですか?」
周りには女性の声しかないと言う事は、女しかいないのか。
「………あ、あの……?」
「あ、ああ。大丈夫だ。で、キミたちはダレ? というか、ここはどこ?」
「わ、私はエリザベス・メイブリーです」
「アーネット・マックミルラン。アンタは?」
「俺の名は―――――蒼騎真紅狼だ。好きに呼んでくれ。………で、あそこで新しい玩具を手に入れたように馬鹿みたいに力を振るってるのは誰よ?」
俺の眼の前では、多分、彼女が倒した少女たちが腕を千切られたり、貫かれたり、ろっ骨が握りつぶされている少女と、まるで獣が食い散らかした現場に出くわした気分だった。
「た、助け………っ!」
ブシャアアアア・・・
その少女によって、無残にも倒された揚句、両腕を引き千切られた少女が派手な血飛沫を上げながら、放り捨てられた。
その光景を見ていたアーネットが勢いよく斬りかかった。
「貴様――!! パンドラをなんだと思って………!!!?」
バキンッ!!
ガシッ!
彼女の武器は獣に当たった瞬間、武器の方から砕けた。
そして、頭を掴む獣。
「………私、“恐怖”というのを知らないんですの。どう言ったものなのか私に教えてくれませんか?」
そんなこと言う、凶悪な手
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ