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閑話ー現実と仮想の演舞ー
29.SAO・アインクラッドの軌跡 序
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ぁー......で、いつやるんだ」

ため息交じりに明日奈に問う。

「えっ?」

「その舞台、いつやるんだよ。そのための準備が必要だろ」

「シュウくん.......」

少し、安堵したようにこちらを見てくる。

「まぁ、アスナがやるっていうなら俺も協力はするよ」

「キリトくん.......」

明日奈は眼尻には少し涙が浮かぶ。

「ありがとう、二人とも。.........で、舞台の日付はね........」

俺たちはまたも立ち上がり声をあげる。

「「一週間後!!」」




「う.......う.....疲れた.....」

俺は机の上に顔をうつ伏せにし、グダァ〜と生気のないように倒れこむ。

「大丈夫、シュウくん?」

「お、おう.....」

あの衝撃の発言から五日の時が過ぎ、今はALOでリーファと一緒にシルフ領でお茶をしている。

「最近、お兄ちゃんやアスナさんも疲れてるみたいだし、そんなに舞台大変なの?」

「あ、ああ.......五日で大道具、小道具、それに台本を作って死ぬ気で覚えたからな。まぁ......エギルとクラインにも手伝ってもらったからさ、予定より早めに終わったから......スグと会えてるんだけどな」

「本当に大丈夫?あたしに出来ることがあったらなんでも言って」

その言葉に俺はうつ伏せになっていた体を起こしリーファを見る。

「それなら........」




現在、現実世界では、十一時をまわったところだろう。俺とリーファは、シルフ領から場所を移し、アインクラッド第一層、《始まりの街》の宿舎の中にいる。

「ねぇ、シュウくん。本気でやるの?」

「あたしに出来ることがあったらなんでも言ってって言ったのは、リーファじゃんか」

「そ、そうだけどさ........でも.....これは」

リーファは、ベットの上に座りこみ顔を赤らめる。

「別にいいだろ.......何回もしてるんだからさ」

俺はリーファに近づき、俺もベットに座り込む。

「それでは、失礼します」

体を倒し、リーファの膝に頭を任せる。

「ああ〜、やっぱりここが一番落ち着くな」

上を見上げるとリーファの顔は今にも爆発しそうな火山みたいに真っ赤だ。

(やっぱりスグの膝の上が一番落ち着くな)

「集也くんって、ゲームになると大胆になるよね」

「そ、それは.........」

確かに現実世界での俺は、ここ最近までは手を繋ぐだけてドキドキしてたからな。

少しまたも沈黙が.......

「そ、そうだ。舞台ってSAOのことやるんだよね?」

「う、うん」

「集也くんは、何の役やるの?や
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