戦士達の旅立ち
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笑顔で」
そして微笑んだ。人間の、優しい微笑みであった。
「はい!」
ルミも笑顔で頷いた。そして村雨は彼等に別れを告げ背を向けて彼を必要とする場所に向かって行った。
「行ったか、皆」
立花は完全に消えた村雨の背をまだその目に見ながら呟いた。
「はい、行っちまいましたね」
隣にいる谷がそれに応える。二人の目も潤んでいた。
「次に会えるのは何時かわかりませんがここはあいつ等の活躍を温かく見守りましょう」
「ええ」
立花は彼に言葉に頷いた。
「御前達」
彼は窓に見える今まさに旅立とうとしている飛行機を見た。十機ある。
「行って来い、そして何時でも帰って来い。ずっと待ってるからな」
一機ずつ飛び立っていく。そして十機全てが飛び立った。瞬く間に消えていく。
戦士達は新たな戦場に向かう。戦いは終わることはない。だが彼等はそれでも戦い続ける、平和の為に、人々の為に。それは何故か。彼等が仮面ライダーであるからだ。
戦士達の旅立ち 完
仮面ライダー 完
2005・1・4
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