悪魔の兵器
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あいつを倒すのはな」
「しかし」
「よく聞け」
ここで一号が彼に対して言った。
「一人では、と言ったんだ」
「ということは」
「そうだ。あれをやるぞ」
「あれを」
それを聞いたライダー達の顔に緊張が走った。
「あれをやるんですか」
「そうだ」
一号は他のライダー達に顔を向けてそう答えた。
「それしかないだろう」
「わかりました」
ライダー達はその声に対して頷いた。これで決まりであった。
そこにまた黒い光が来た。ライダー達は上に跳んだ。
「今だ、やるぞ!」
「はい!」
ライダー達は頷いた。一号はスーパー1とゼクロスに対して言った。
「はじめてだがいけるか」
「はい」
「やってみせます」
二人はそれに頷いた。これで決まりであった。
ライダー達は互いに手を繋いだ。そして空中でリングを作った。
「ムッ」
暗闇大使はそれを見上げながら怪訝そうな顔をした。
「何をするつもりだ」
「行くぞ」
だがライダー達はその間にも攻撃の準備にかかっていた。その中央にスカイライダーが来た。
「よし」
ライダー達のベルトが光る。そしてその光がスカイライダーのベルトに集まっていく。
「ムムム」
その力が彼の全身にみなぎっていく。それと共にライダー達は飛んでいく。
「馬鹿め、隙だらけだ」
サザンクロスが砲撃を仕掛けてきた。黒い光がライダーを貫かんとする。
だがその光は彼等の前で打ち消された。ライダー達の光によって打ち消されたのだ。
「何っ」
それを見た暗闇大使は思わず声をあげた。光を打ち消したライダー達はそのまま突き進んでいく。
「食らえ」
スカイライダーを中心とした彼等はサザンクロスに向かって行く。そして光の強さがさらに強まった。
「セイリングアターーーーーック!」
スカイライダーの身体に蓄えられた光が放たれた。そしてそれはサザンクロスに一直線に向かっていく。
「フン、そう来たか。だがな」
暗闇大使はそれを見てもまだ余裕であった。
「それでサザンクロスを倒せると思っているのか」
だがその言葉は彼等には通用しなかった。光はそのまま突き進んでいく。
そして光がサザンクロスを撃った。そしてそのままその厚い装甲を圧迫していく。
「何っ!?」
装甲は鈍い音を立てて壊れていく。そして遂にそれが破られた。
サザンクロスの動きが止まった。光はそのままその中を進んでいく。
「ま、まさか・・・・・・」
暗闇大使は思わず呆然としていた。光はその間にも中を進む。
やがて反対側の装甲が盛り上がってきた。そしてまた音を立ててきた。
その装甲も突き破られた。光はサザンクロスを撃ち抜いたのだ。
「やったか!?」
ライダー達は空中でそれを見守っていた。だがサザンク
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