悪魔の兵器
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に移ろうとする。だがその前に戦闘員達が姿を現わして来た。
「ギィッ」
「やはり出たな」
それを見た他のライダー達も立花達も彼等に向かって行った。こうして森での戦いがはじまった。
戦闘員達との戦いがはじまった。ライダー達はその戦闘力により数をものとしなかった。戦闘員達は瞬く間にその数を減らしていく。
「油断するな」
ここで二号が他の者に対して言った。
「まだ来るぞ」
「ええ」
それは他の者もわかっていた。そしてそれは来た。
槍が来た。それは一直線に二号に向けて飛んで来た。
「ムッ!」
二号はその槍を掴み取った。そしてそれを膝で叩き折った。
「来たな」
「フフフフフ」
森の中からヤマアラシロイドが姿を現わしてきた。
「あれを掴み取るとは。流石と褒めておきましょうか」
「戯れ言はいい」
だが二号はその言葉を受けなかった。
「まさか貴様がここに出て来るとはな」
「意外でしたか」
「どうやらそう言って欲しいようだからな。そう言っておこうか」
「やれやれ、素直ではありませんね。仮面ライダー二号は一号に比べて明朗闊達だと聞いていたのですが」
「それは平和を愛する人々に対してだ」
二号はそう言い返した。
「貴様等には違う。平和を害する貴様等にはな」
そして前に出た。そのまま攻撃に入る。
「フフフ」
ヤマアラシロイドは笑った。そして彼も二号に向かって行った。
「後悔しますよ」
「それはこちらの台詞だ」
拳が激しい音と共に撃ち合った。両者は戦いをはじめた。
「さあ、こっちに来い!」
ストロンガーは戦闘員達のかなりの数を相手にしていた。相手にしながら他のライダー達がいない場所にまで誘導していく。
「そうだ、来い、来るんだ」
やがてその誰もいない場所に来た。森の出口だ。
「よし、ここならいいな」
ストロンガーはそれを確かめて笑った。そしてその拳に雷を宿らせた。
「エレクトロサンダーーーーーッ!」
拳を地面に打ちつけた。すると雷が地を走った。
「ギエエエエェェェェェッ!」
戦闘員達は断末魔の悲鳴をあげて絶命した。そして皆地に倒れ伏した。
「これでよし、出口も押さえたぞ」
ストロンガーはそれを見て満足そうに笑った。だがそれはやや早計であった。
「それはどうでしょうか」
後ろから何者かの声がした。
「その声は」
ストロンガーはそれに反応して後ろを向いた。
「やはり貴様か」
「うふふふふ」
ドクガロイドは身体を向けてきたストロンガーに対して無気味に笑った。
「私だけではありませんよ」
「何!?」
「俺もいる」
そこにジゴクロイドも姿を現わしてきた。
「ここで戦闘になれば来る予定だった。間に合ったようだな」
「ええ」
ドクガロイドは同
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