暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
悪魔の兵器
[11/20]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
っちゃ」
「けれど気をつける。いいな」
「わかってるよ」
 こうして二人がカマキロイドとその配下を引き受けた。ライダー達は先に進もうとする。だがその前に新手が現われた。
「残念だがそうはいかん」
 そこにはカメレオロイドが立っていた。
「我々とて仕事なのでな。貴様等にはここで死んでもらおう」
「戯れ言を」
「戯れ言!?」
 カメレオロイドは滝のその言葉に顔を歪めさせた。
「生憎これでも私はかっては神父だったのでな。嘘は言わん」
「バダンが嘘を言わなかったことがあるか」
「ある!」
 そう言いながら彼は自らの舌を剣に変えてきた。
「この剣で貴様等を倒す。これが嘘だと思うか」
「クッ・・・・・・」
 これには滝も言葉を詰まらせた。だがここで一号が出て来た。
「ではその言葉、偽りにしてやろう」
「できるのか、貴様に」
「では俺も言おう。不可能を可能にする」
 その言葉尻が強くなった。
「それがライダーだ!そしてライダーは決して嘘はつかん!」
「面白い」
 カメレオロイドはそこでまた笑った。後ろに戦闘員達が姿を現わす。かなりの数であった。
「ではその言葉、偽りのものとしてやろう。覚悟はいいな」
「待て」
 そこで新たな声がした。
「ムッ」
 それは後ろからだった。カメレオロイドの目が後ろにまで動いた。
「貴様等か」
「ああ」
 そこには二体の怪人がいた。トカゲロイドとタカロイドであった。
「貴様一人では流石に分が悪いだろう」
「俺達も参戦させてもらうぞ」
「勝手にしろ」
 彼はそれを受け入れるでもなくそう言った。
「私は私のやり方でやらせてもらう。だが御前達が戦うというのならそうしろ」
「わかった」
「そうさせてもらう」
 二人は答えた。そしてアマゾンと対峙するカマキロイドに声をかけた。
「カマキロイド」
「何だい?」
 彼女はそれに反応して顔を向けてきた。
「こちらに来い。まとまるぞ」
「フン」 
 彼女はそれを聞いていささか不満げであった。だがそれに従うことにした。
「わかったよ。確かにそっちの方が何かとやり易いだろうしね」
「それでいい」
「では行くぞ」
「ああ、わかったよ」
 カマキロイドは跳んだ。戦闘員達もそれに続く。
 そして別の屋根の上に着地した。そこはライダー達のすぐ側であった。
「ケケケッ」 
 アマゾンとモグラ獣人もそこに来た。こうして四体の怪人達とライダー達が対峙する形となった。
「まずは俺からやらせてもらおう」
 トカゲロイドはそう言うと口から炎を吐き出してきた。それでライダー達を焼き尽くそうとする。
 そこにスーパー1が出て来た。すぐに腕を換える。
「チェーーーーンジ冷熱ハァーーーーーーンドッ!」
 両手を緑のものに変える。そ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ