悪魔の兵器
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っちゃ」
「けれど気をつける。いいな」
「わかってるよ」
こうして二人がカマキロイドとその配下を引き受けた。ライダー達は先に進もうとする。だがその前に新手が現われた。
「残念だがそうはいかん」
そこにはカメレオロイドが立っていた。
「我々とて仕事なのでな。貴様等にはここで死んでもらおう」
「戯れ言を」
「戯れ言!?」
カメレオロイドは滝のその言葉に顔を歪めさせた。
「生憎これでも私はかっては神父だったのでな。嘘は言わん」
「バダンが嘘を言わなかったことがあるか」
「ある!」
そう言いながら彼は自らの舌を剣に変えてきた。
「この剣で貴様等を倒す。これが嘘だと思うか」
「クッ・・・・・・」
これには滝も言葉を詰まらせた。だがここで一号が出て来た。
「ではその言葉、偽りにしてやろう」
「できるのか、貴様に」
「では俺も言おう。不可能を可能にする」
その言葉尻が強くなった。
「それがライダーだ!そしてライダーは決して嘘はつかん!」
「面白い」
カメレオロイドはそこでまた笑った。後ろに戦闘員達が姿を現わす。かなりの数であった。
「ではその言葉、偽りのものとしてやろう。覚悟はいいな」
「待て」
そこで新たな声がした。
「ムッ」
それは後ろからだった。カメレオロイドの目が後ろにまで動いた。
「貴様等か」
「ああ」
そこには二体の怪人がいた。トカゲロイドとタカロイドであった。
「貴様一人では流石に分が悪いだろう」
「俺達も参戦させてもらうぞ」
「勝手にしろ」
彼はそれを受け入れるでもなくそう言った。
「私は私のやり方でやらせてもらう。だが御前達が戦うというのならそうしろ」
「わかった」
「そうさせてもらう」
二人は答えた。そしてアマゾンと対峙するカマキロイドに声をかけた。
「カマキロイド」
「何だい?」
彼女はそれに反応して顔を向けてきた。
「こちらに来い。まとまるぞ」
「フン」
彼女はそれを聞いていささか不満げであった。だがそれに従うことにした。
「わかったよ。確かにそっちの方が何かとやり易いだろうしね」
「それでいい」
「では行くぞ」
「ああ、わかったよ」
カマキロイドは跳んだ。戦闘員達もそれに続く。
そして別の屋根の上に着地した。そこはライダー達のすぐ側であった。
「ケケケッ」
アマゾンとモグラ獣人もそこに来た。こうして四体の怪人達とライダー達が対峙する形となった。
「まずは俺からやらせてもらおう」
トカゲロイドはそう言うと口から炎を吐き出してきた。それでライダー達を焼き尽くそうとする。
そこにスーパー1が出て来た。すぐに腕を換える。
「チェーーーーンジ冷熱ハァーーーーーーンドッ!」
両手を緑のものに変える。そ
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