物語は始まる・・・
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―――――気が付くと、俺は真っ白い空間にいた。
「お〜い、ジイサ〜〜ン」
「呼んだかの? 昼食の途中だったんだが………」
「飯食ってんのかよ!?」
「神でも食事はするんじゃ!!」
「威張って言うモンじゃねぇよ!?」
「というか、お主、ようやっと来たのか」
「アンタが呼んだんだろうが」
このジジイ、マイペース過ぎるだろ。
「で、次に俺が往く世界は?」
「えーっと、『フリージング』という世界じゃ」
「ナニソレ?」
「なんでも、異次元体“ノヴァ”というモノを倒していく物語らしいぞい」
「ふ〜ん?」
「しかも、その敵を倒せるのは女子だけじゃ」
「また女が強いのかよ!!」
「男は補助的役割が多いの」
「ということは、まーた目立つのか」
「いいじゃろ? 女子は歳の方は15〜20前半までが活躍してるぞ」
うわぁ、こりゃまた酷いことになるぞ。
色んな意味で!
「じゃ、毎度恒例の能力タイムじゃ」
「えーっと、グスタフ・ミュンヒハウゼンのスタイルだろ。KOF2003年のK”のスタイル、鋼殻のレギオスのリンテンスの鋼糸、戦国BASARAクロスの長曾我部元親の最終武器と技、及びBASARA.K.O!!!に、メルブラの“七夜”の体術、及び『七ツ夜』とワラキア、ロア、軋間の技かな?」
「前とはちょっと変わったのぉ。それと特典で“直死の魔眼”と“真紅(クリムゾン)の執行者(アドミニスター)”と“王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)”、不老不死をやるぞい」
「お、態々どうも。ついでに“十七分割”も使えるように」
「うむ。すぐに馴染むように設定してある」
「あれ? 期間とかあるんじゃないの?」
「これから往く所は、死体がばったばった出るからのぅ、すぐに馴染んだ方がいいのじゃ」
「あー、つまり死亡フラグ満載だと言う事か………」
ヤダねぇ、女の死体を見るのは………。
あ、前に居た真恋姫世界の狂った三人組は別だよ?
「じゃ、まぁ、逝って来い」
「今、明らかに違うニュアンスで言わなかったか?」
「気のせいじゃ。あ、あとそれとお主は“フリージング”が効かんようになっていることと鬼の肉体じゃから、暴れまくりじゃ!!」
「そんな単語、始めて聞いたぞ………って、穴ぁ!?」
ちょっとさー、穴が空くなんて聞いてないッスよー。
そんなこんなで、俺は転生した。
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