第十五話 神前でその十一
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「まあそれは気にしないことだ」
「過去は忘れることだ」
物凄いことを言う二人だった。
「大切なのはこれからだ」
「そう、次に間違えないとそれでいいのだ」
「これで本当に国やっていけるの?」
茂もそんな二人に呆れるばかりだった。
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