第十五話 神前でその六
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た。彼は他の面々とはかなり違っていた。少なくとも野生児のままだ。それが彼の持ち味でもあった。
水族館で楽しんでからだった。一同はようやく伊勢神宮に入った。中は峻厳な雰囲気に包まれていた。何百年もの歳月を経た木々が白いもやの中に立っている。その中に様々な社があちらこちらにあった。
そしてである。一同はその中を進んでいた。社の一つ一つを周り参拝していた。
「何かここにいるだけで」
「そうだよな」
「凄い神聖な気分になるよね」
皆神宮の中を見回している。そのうえでの言葉だった。
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