暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
強行調査専門部隊の処罰
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イア二尉だけ諦めなかった。
結界を破壊するために結界内で魔法を使った。
その努力は良かったのだが、結局のところ結界は破壊できなかった。
「くそォーーーーー。」
結界内にスクライア二尉の叫びが響いた。

一方、機動六課隊舎内にいる僕とスクライア二士はヴァイス陸曹にあった。
彼は引き続きガジェットの相手をしてくれるそうだ。
奥に進むと多くの非戦闘局員が固まっていた。
そのなかには小さな子供までいた。
「皆さん。これから転移魔法を使用して外部に避難します。」
僕はなるべく小さくみんなに聞こえるように言った。
その時だった。
「うわぁーーーー。」
ヴァイス陸曹の声が響いて聞こえた。
僕は外が突破されたことに驚いた。
「准将。早く移動を。」
スクライア二士は僕に退避するようにいってきたが、僕は断り、此処にいる人たちの避難をするように命令した。
「准将はどうするんですか?」
「僕は避難がある程度完了するまで敵を抑えます。」
無茶であるのは分かっていたが止まらなかった。
ガジェットと戦闘機人は一つ前の部屋まで来ていた。
「まさか此処に来ているなんてビックリですね。」
目の前には二人の戦闘機人がいる。
一人は昨日まで一緒にいたオットー。
もう一人はオットーと同じ遺伝子から作られたディード。
「此処には来るなと警告はした。」
「そうですね。オットー姉。此処はオットー兄の方が良い?」
「どちらも変わらない。」
いきなり二人で襲いかかってくる。
相変わらず強いかも。
『protection。』
バイスが防御魔法を発動した。
僕のデバイスは優秀だね。
「ありがと。助かったよ。」
『not at all。』
本当に凄いと思う。
「スターレイン。」
僕がかなり得意とする魔法を容赦なく撃った。
直接当たれば大ダメージなのだが当たった感触を感じなかった。
『be upward。』
僕もバイスと同じくらいに気づいた。
上には二本の剣を構えたディード。
絶体絶命的な状況だった。
「バイス頼みます。」
僕は急いで防御魔法を発動してもらったが、あたりどころが悪く防御魔法が解除されてしまった。
「そんな。」
僕が最後に見たのは先ほど見た子供がルーテシアお嬢様によって使っている光景だった。

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