暁 〜小説投稿サイト〜
エターナルトラベラー
第六十九話
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は経験の差か」

たぶんね。

「もしそのオリ主野郎が凶行に走ったら獅子座さんが止めないとな…原作を見るにSSSを止めれる魔導師がミッドチルダ地上本部勤務に居るか微妙だ」

そうなるか…だけど。

「ごめっ…それ無理」

以前エルグランドとの縁を『縁切り鋏』で切っちゃったから、二度と会うことは無い…はず。

「「なん…だと?」」

かいつまんで説明すると再度二人がキレた。

「「あほーーーーっ!」」

きーん

鼓膜が破れるかと思うほどの絶叫を耐え、こちらを向いた他のメンバーになんでもないとアピールしてから二人に向き直る。

「だめだ…これは詰んだ」

「お疲れ様でした」

「ちょっ!」

俺があわてると二人は表情を再び真剣な物に切り替えた。

「…最大の抑止力である獅子座さんが参戦できんとはかなり面倒な事になるぞ」

「…いや待て深板。逆に考えればアオさんが居れば六課やその周りに被害が及ばないと言う事ではないか?」

「なるほど、そうとも考えられる…が、しかし、絶対にブッキングしないと言う事は一体どちらが道を曲げる事になるんだ?」

む、それは知らないな。

「現場に向かおうとしたアオさんの方がたどり着けないと言う事態もありうるだろう」

「…かもしれん」

うーむ。確かのそうかもしれない。

しかし、彼らは凄いな。

正直ここまで頭が回るとは思わなかった。

彼らの事態を考察する力は中々の物だ、と場違いな考えが浮かんだ。

「結論を纏めると、ヴィヴィオを助けて全て円満解決を目指すのはとても難しいと言う事だな」

取りあえず先ずはスバル達の事をどうするか。

この場では結論は出ないだろうから、結論が出たら再度連絡をくれれば相談くらいは乗ってやれると二人の力強い言葉を最後にオフ会は終了する。

結局彼らはVividはほのぼの日常物だから気にするなと言っただけで、最後までForceの事は話さなかった。

…最後になのはとフェイトの出演を依頼する要望を念を押してはいたのだが。

そんな感じでオフ会は終了する。



オフ会も終わり、海鳴温泉に宿を取っていたSOS団のメンバーはひとっ風呂を浴びた後、リクライニングソファにすわり、旅の疲れを癒していた。

「なあ、Forceの事を話さなかった事は正しかったと思うか?」

そう、リクライニングに座りソフトドリンクでのどを潤した後に深板がファートに問いかけた。

「…どうだろうな」

隣に居たファートが金髪のくせになぜか似合っている浴衣を着崩しながらリクライニングに深く背を預けて答える。

「ただ、自業自得と言う言葉では片付けられない事だと思う。アオさんも話を聞く限りじゃど
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