第六十九話
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オの事も有るけれどね。
「…事はヴィヴィオだけの問題じゃないんだ」
え?
「獅子座さんが体験した未来はストライカーズと言われている作品だ。リリカルなのはの3作目だね」
ストライカーズ。つまりstsとはこれか。
「知っての通り、舞台は無印から10年後のミッドチルダだ」
その後かいつまんで流れを聞くとスカリエッティのテロやら管理局の闇(脳ミソ)とか、なんか無印とA’sのほのぼのとした印象からかけ離れて行く。
「始まりは十年後からだったのだが、それまでの十年も所々触れている」
それまでの十年。つまり今か。
「物語としてはありがちだが、エリオやキャロ、スバルやギンガを偶然にせよ救ったのはなのはとフェイトだ」
「救う?」
「ああ、エリオとキャロは特殊な環境で、彼らを保護したのが執務官になっていたフェイトだ」
そんな事があったのか。
「…時期を見るとエリオについてはすでに手遅れだろう」
エリオはどうやら不正なクローン魔導師だったようで、それを発見した管理局が親元から引き離したらしい。
どうやら事の顛末はプレシアのようなものか。
亡くした子供のクローンを製造して育てていた。
確かに違法では有ったのだが、親元から引き離されるほどの家庭環境だったのかは分からないと深板は続ける。
その後管理局で保護されたエリオの心をほぐし、親身になって保護責任者になったのがフェイトと言うわけだ。
「キャロはまだ時間的猶予が有るが…これもなぁ」
幼い身で一族を追い出されたキャロはその身に危険が迫ると、彼女の使役竜が覚醒して彼女を守ろうと大暴れしていたらしい。
使い道はキャロを単騎で戦線に放り込んでの殲滅戦くらいしかないと管理局員が言っていた、と。
「あの殲滅兵器の如く扱う管理局員の言葉はアニメだったけれど聴いていて気持ちのいいものではなかったな」
とはファートの感想だ。
「それを何とか取りやめさせて、平穏な生活を与えたのもフェイトだ」
まあ、結局機動六課に出向させられたけどね、と深板。
「しかし、一番差し迫ってやばいのはスバルとギンガだ」
「何かあるのか?」
「空港火災に巻き込まれて、大きな落石にあわやと言う時に駆け付けたのがなのはだった。つまり…」
「なのはが関わらない今、そのまま死んでしまうと?」
「…その可能性が高い」
くっ…
「しかもその事件が起こるのは確か六年後の春…つまり」
「あと二ヶ月ほどと言うわけか…」
「ああ」
さらに二人はそのくらいに起こる事は覚えているが、日付までは覚えていないとの事。
…それは、まぁしかなたい。それでも十分覚えている方だろう。
「回避する
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