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混沌の魔術師と天空の巫女
第1章 ニルヴァーナ編
ニルヴァーナを止めよ!
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・・ワシ等は・・・。」

「関係ないさ・・・どんな理由でも・・・。」

そうさ、関係なんて・・・ないさ。

「おい、避けろ!また来るぞ!!!」

「何っ!?」

ニルヴァーナの発射砲らしき場所から巨大な光線が再び放たれた。

「くそ!ぐっ!?」

まだ・・・苦しみが・・・まずいギルドが・・・と思った次の瞬間・・・



ズドォォォン!!!!



「!?」

音と同時にニルヴァーナが上へ傾き、起動がずれた。

「何だ・・・!?」

上を見る、天馬の形をした飛行船の様な物が見えた。

『聞こえるかい!?誰か・・・無事なら返事をしてくれ!!!!』

頭の中から声が・・・これはヒビキさんの魔法!!

『ヒビキか?』

『エルザさん?ウェンディちゃんも無事なんだね。』

『私も一応無事だぞ。』

『先輩!!よかった!!』

「・・・俺も大丈夫だ。」

『コージ君!!まさか君、最初の攻撃を・・・!!』

「ああ・・・止めたというより、食べたっていた方がいいな・・・。」

『お兄ちゃん!!』

「大丈夫だ、心配するなよ。俺もギルドも無事だ。」

『よかった・・・!』

『しかしどうなっている?クリスティーナは確か撃墜されて・・・』

エルザさんは疑問に思いそう言った。
あの飛行船はクリスティーナていう名前か・・・確かに形的に天馬だしな。

『壊れた翼をリオン君の魔法で補い、
 シェリーさんの人形撃とレンの空気魔法(エアマジック)で浮かしているんだ。
 さっきの一撃はイヴの雪魔法さ。』

『あんた達・・・』

『みんな・・・』

『ありがとう、みんな・・・。』

「ギルドを助けてもらい、ありがとう・・・。」

『コージ君、身体は大丈夫なのかい?
 ニルヴァーナの発射した光を食べたっという事は・・・』

「大丈夫です。もう抑えました。」

『そうか・・・うっ!』

「ヒビキさん!?」

『僕達の魔力はすでに限界だ、もう船からの攻撃はできない・・・。』

クリスティーナを見ると落下していた。

「クリスティーナが!!」

『僕達の事はいい!!最後にこれだけ最後にこれだけ聞いてくれ!!!
 時間がかかったけど、ようやく“古文書(アーカイブ)”の中から見つけたんだ!!!!
 ニルヴァーナを止める方法を!!!!』

『『『『「!!」』』』』

『本当か!?』

『ニルヴァーナの足のようなものが6本あるだろう?
 その足・・・実は大地から魔力を吸うためのパイプのようになっているんだ。
 その魔力供給を制御する魔水晶(ラクリマ)が各足の付け根付近にある。
 そしてもう1つ、集めた魔力を光線
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