第34話 時の庭園の決戦
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りでぇい!」
奪った剣を使い次々と機械獣と傀儡兵を蹴散らしていくZ。両者はZをも攻撃対象と定めて攻撃を行う。しかし所詮は人形の攻撃。人が操っているマジンガーに当たる筈もなく回避された返しにと斬り返されて倒されていく。
有る程度切った辺りで持っていた剣は根元からポッキリと折れてしまった。
「あり? 案外脆いんだなぁ…そんじゃこっからが本番だぜ!」
折れた剣を捨てて、今度は内臓武器で戦う事となった。
周囲に無数のミサイルやビーム砲、果ては突風や熱線や鉄拳を叩き込んでいく。
その光景は正しくマジンガー無双そのものでもあった。襲い来る敵を次々と薙ぎ倒していく様は正しく魔神と呼ぶに相応しい光景でもあった。
「さぁ、僕達も行こう」
転送ポートに乗った皆に向かいクロノが言う。それに皆は頷く。装置を起動させると目の前が一瞬フラッシュアウトする。
視界が戻ると其処は無数の光が交差しあう転送空間内であった。その中を渡り時の庭園へと向かう事になるのだ。
「全員一緒の地点に転移するから一固まりになるんだ」
「離れるとどうなっちゃうんですか?」
「全く違う場所に転移してしまう。下手すると何処へ行くか分からない」
恐ろしい事をサラリと言うクロノであった。その時、突如目の前から光球の様な物がやってきた。それは真っ直ぐになのはに向かってきており、彼女に当たるとその球は弾けてなのはだけを押し出してしまった。
「なのはちゃん!」
「しまった!」
「えぇ!? み、皆ぁぁぁぁ!」
転送空間内では自由が利かない。まるで自由落下しているかの様に自分だけがドンドン皆から引き離されていく。
「本郷!」
「おう!」
なのはを助けようと本郷と一文字もまた飛び出した。しかし、その空間内では落下速度が同じな為追いつく事が出来ない。
気がつけば三つのグループに分かれた状態で転移が終わってしまった。再び閃光により視界がフラッシュバックしていく。
果たして、あの光球は一体なんだったのか? そして、弾かれたなのはとダブルライダー。そしてフェイト達は無事に時の庭園に辿り着けるのだろうか。
また、外で戦っているマジンガーZとアースラの運命や如何に!
つづく
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