地球への帰還と行動的な何か
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ロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤル
「大丈夫だ」
っ!!!!!
「大丈夫。もうあんなものは見せない。すまなかった・・・・・お前の覚悟を先に問うておくべきだった」
そう言って、あの■は私を抱きしめた。
「今は眠れ。一緒にいるから」
まだ、私の側に居てくれる人がいた。
ああ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よかった。
流儀視点
「ったく。やっぱり人の気持ちってのは何年生きてもわからんものだな」
今回は完全に俺の失敗だ。クソッ!
「後悔するのなら、その前にその娘の側に居てあげなさい」
「蓮華・・・・・・・」
「まったく。あなたはいつまでたってもメンタルが弱いんだから」
「そ、そんなことは」
「あるの!実際今でもかなりへこんでるでしょ!」
「う゛っ!」
「ま、そんなところが可愛いんだけどね」
そう言って、蓮華は笑う。
「貴方は失うのが恐いものね。だからいっぱい抱え込んで失くしたときに意地をはれるようにしてる。
『1つくらいなくても』って思いたくなる。貴方の本心ではみんな平等なのにね」
「うるさい」
そうは言ってみるも、その通りなのだ。
全てを見られているようで恥ずかしいからこその強がり。
まぁ、それが強がりだと蓮華はわかっているから微笑んでいるのだろうが。
「じゃあね。今は2人にしてあげるわ」
蓮華が異空間から出ていく。
「ハァ。あいつにはこれから頭が上がらんな」
でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ありがとう」
今は感謝してコイツの隣に寄り添うのだった。
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