無名の有名人 bR
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決まるとでも思ったのかしら?」
箒が勝利を確信したその時、ルーミアは黒い霧の様になって四散した。箒は行き成りの出来事に驚き動きを止めてしまうが後ろからのプレッシャーに気付いて、後ろを向くと大剣で切りかかって来るルーミアが見えた
「な!!?なんて非常識な!!!??」
「妖怪に常識なんて、通用する機会は少ないわ」
そう言ってルーミアは、大剣を箒に突き刺した。箒は空裂を盾にしたが、空裂はルーミアの力に耐える事が出来ずに真っ二つに割れた。そして大剣はそのまま『紅椿』の肩部を貫いた。
「ぐぅ!!」
「箒!?」
鈴は箒の悲鳴が聞こえ、注意が箒の方向へと向いてしまう。その瞬間、非固定浮遊部位が爆発した
「ええ!?」
鈴はいきなり爆発した衝撃砲を見ると、そこにはナイフを持っている咲夜と、雛が其処に浮いていた
「余所見とは余裕があるわね」
「そんな貴女には、敗北をプレゼント」
咲夜と雛は同時にスペルカードを取り出す
「『メイド秘技 殺人ドール』」
「『疵痕 壊されたお守り』」
咲夜と雛は自身のスペルカードを同時発動し、それは全て鈴に直撃した
「きゃぁぁああああ!!!」
ISのシールドエネルギーは完全に0になり、鈴の意識ははぎ取られてしまい地面へと落ちる。それと同時に箒の紅椿のシールドエネルギーも0となったのか地面に落ちたっというよりもルーミアが地面へと蹴り落とした
それと同時に多次元閉鎖空間から通常空間に戻った。咲夜、雛、ルーミアはお互いに近づいて、息をついた
「ルーミア、貴女なかなか強かったのね。封印された時なんて凄い弱かったじゃないの」
「それを言わないでちょうだい、妖力も考え方も幼かったんだから」
「まあ、しっかり戦力になってたし良いじゃない咲夜」
そんな風に雑談していると、ある声が聞こえた
「?今のって・・・」
3人はそちらを向くと・・・
十字架に拘束され両腕を鎖で縛られ、手の平に機械の槍の様な物が深々と刺さっており
その槍には血が滴っていた。そして足も両腕と同じように鎖で縛られていた。そして、拘束されていたのは3人が愛している人。『霧雨 閃輝』であった
「「「せ、閃輝君!!!??(閃輝!!!??)」」」
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