第80話 文化祭(桐谷)
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!」
「僕はストライクアウト!!今度こそライに勝つんだ!!」
「私は中のたい焼きを食べてみたいですね、とても美味しいと評判みたいです」
「私は………またアクセサリーを作りたいです」
「そんな一辺には無理よ………」
「仕方ないから二手に別れて回る?」
呆れながらキリエがアミタに提案した。
こう見るとアミタとキリエはチビッ子逹の保護者だな………
「悪いな、付き合ってやりたいんだが、一応俺も仕事だから」
「私達はもう行くな〜」
「うん、ありがとう、零治さん、はやてさん」
「じゃあね、レイカちゃん〜」
「やかましい、キリエ!!」
そう文句を言って零治とはやては行ってしまった。
「桐谷さん、行かなくていいのですか?」
「あっ!?そうだった!!」
ユーリに言われて飲み物を買いに来たことを思い出した俺。
「ありがとうユーリ!!じゃあ俺も行くな、最後までゆっくり楽しめよ」
俺はそう言ってフェリア逹の所へ戻った………
それから慌てて飲み物を持って戻ると何だかいつもと雰囲気が違うような………
ただそう感じるだけで2人はいつもの様に話している。
だけど何だかいつもと違う気がする………
「あっ、お帰り桐谷」
「あ、ああ待たせて悪かったな」
そう言って買ってきた飲み物を渡した。
「俺が来るまで何を話していたんだ?」
「桐谷には教えない〜」
「ああ、教えられないな」
ノーヴェとフェリアが揃えて言ってきた。
雰囲気は未だに不自然な気がしたが、いつも通りなので俺は気にしない事にした………
文化祭も後1時間と言うところで、見回りの仕事になったのでさっきの2人と別れ、歩いていたのだが………
「おい、菊地カナタがライブするってよ!!」
「マジで!?どこでやるんだ!?」
「体育館でやるみたいだぜ」
すれ違う女装男子がそんな事を話しているのを耳にした。
「菊地がね………まあ現役アイドルだし話題になるのは当たり前か………」
しかし菊地となると忘れてはいけない奴が………
『嫌だな桐谷兄、文化祭を楽しむだけっスよ〜』
奴は未だに何も問題を起こしていない。それが逆に不気味だ………
「一応行ってみるか………」
俺は一応体育館へ行ってみる事にした………
「みんなー!!今日は私のライブを見に来てくれてありがとー!!」
「「「「「「「「「「カナタちゃーん!!」」」」」」」」」」
熱狂的な女装男子が声援を送る。
………気持ち悪い。
しかし、体育館
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