第1章 ニルヴァーナ編
ニルヴァーナ、復活
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って・・・。」
皆がざわめく中で、悠然と構える老人が一人。
ケットシェルターのギルドマスター、ローバウルだ。
「マスター!」
「なぶら。」
手元の酒瓶を傾けながら静かに答える。しかし・・・
ごきゅ、ごきゅ
「「「「「「えーーーー!?」」」」」」
落ち着いた様子のまま、酒を注いだコップではなく、
酒瓶からラッパ飲みするローバウル。
「って、んな場合じゃない!マスター!
ニルヴァーナがここに向かってるんだって!」
「何?・・・誠かっ!?」
「「「「「「酒飲んでから喋れ!てか聞いてなかったのかっ!?」」」」」」
マスターは落ち着いていたのではなく聞いていなかったらしい。
「ニルヴァーナがここに向かって・・・これは運命か偶然か・・・。」
「ウェンディ達が無事だといいんだが・・・。」
「ああ・・・いざって時には俺達じゃ力になれないし・・・」
「でも、コージがいたのにニルヴァーナがここに向かってるなら・・・。」
「おいおい、不吉なこと言うなよ!」
ごきゅ、ごきゅ
「安心せい。」
「飲めってちゃんとー!!」
「光の魔力は生きておる。なぶら大きく輝いている。」
そのかと場にギルド内にいる全員は喜ぶが、
「けどこれは偶然じゃないわよ・・・。」
「ああ、コージ以外に俺達の『正体』を知ってる奴がいたんだ。」
「だからここを狙って・・・。」
ギルド内にいる全員は不安になる。
「なぶら。」
「長ェ付き合いだが、未だに『なぶら』の意味がわからん・・・。」
「マスター、避難しようぜ。ニルヴァーナは結界じゃ防ぎきれない・・・。」
ギルド内にいた誰もがそう思っていた。
「バカタレがァ!!」
マスターの言葉に全員が驚く。
「アレを止めようと我らの仲間が、連合軍の者達が必死に戦っておる。
仲間の勝利を信じている我らがなぜ逃げる必要などない。」
マスターの言葉に全員は黙る。。
「なんてな・・・時が来たのかもしれん・・・
儂らの罪を清算するときがな・・・。」
現在、コージ達は・・・
「壊すか!」
「またそーゆー考え!?」
「こんなでけーもの、どーやってだよ?」
「まぁ、壊そうと思えば壊せますが・・・。」
「さらりと言ったね、コージ。」
「やはりブレインに聞くのが早そうだな。」
「簡単に教えてくれるかし
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