暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと召喚獣〜規格外の観察処分者〜
第1問
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いません、少し通してもらえますか?」

「おっと、すいません。よし、お前ら席に付け」

どうやら我らがFクラスの担任教師が来たようだった。さて、座る場所は全くもって決まってないんだがな…どうしたものか。
席を探す為に彷徨う事にしたが、突然誰か袖を引っ張られた気がした。はて、誰か俺に睡眠が出来る一番の席を譲ってくれるとかそういうのかな? そんな期待を抱き確認すると飛鳥だった。
なんだ、飯でも集り(たか)に来たかお前。

「隣、空いてるから座らない?」



「…そうするわ。この状況じゃどこに座っても寝るのはバレる」

座布団に卓袱台じゃ身長差云々は関係なくなってくるからな…と言うか綿ほぼ入ってねぇぞこの座布団。

「えー、おはようございます。私がこのFクラス担任の福原慎です。1年間よろしくお願いします」

挨拶した後、黒板に名前を書こうとしたようだがどうやらチョークが無かったらしい。チョークすらねぇのかよ…もう驚きを超えて頭痛がしてくるレベルだぞオイ…。

「必要なものがあれば極力自分で調達するようにしてください」

これが文月学園、これがFクラスか…。下手をすれば現代社会より厳しい高校生活の2年目が幕を開けた。?


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