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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第78話 文化祭前日
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装や男装にそんな効果があるかやってみないと分からないし。一応他の生徒会メンバーも見回りはするけど、広いしどうしても人数がね………だからお願い!」

見直した俺が馬鹿だった………
しかし頭を下げて懇願する会長。
会長が頭を下げる所何て初めて見た………

頭を下げてまでお願いされて断ったら男じゃないよな。

「分かりました、手伝います」
「俺も手伝います」

「ありがとう、2人共!」

こうして、一般公開の日は校内を見回りすることになった。










「ただいま〜って何だこれ………」

会長との話も終わって家に帰ると、何故か家の中が静かだ………

「何だ?どうしたんだ?」

そう思いながらリビングに向かおうとすると、リビングのドアに耳を当てているライ、夜美、フェリア、キャロ、アギト、優理がいる。

「何してんだお前ら?」

「あっ、お帰りお兄ちゃん」
「お帰り〜」
「「お帰り」」
「お帰りなさい、レイ!」
「お帰り零治!」

「ただいま………って何やってんだよみんなして………」
「実はね………」

そう言ってキャロは俺に説明し始めた。






回想………

「やーめーなーさーい!!」
「お前らいい加減にしろ!」

「うるさい、ポンコツ、チビッ子!!我に命令するな!!」

「ユーリ、シュテル、今度はこっちのゲームやろう!!」

「うん!」
「今度は負けません………」

「待て!!我もやる!!」

「いいから片付けをしなさい!!」
「言うこと聞けよ!」

チビッ子逹はそう言ってゲームを始めた。
彼女達の周りには散らばったディスク、ゲームの箱、ボードゲームの部品やらカードが散らばっている。
ラグナルとアギトが注意したのは片付けをせず、次のゲームをやろうとしていたチビッ子に叱ったのだが………

「やかましい、呪うぞ!!」
「シュテルやりますね………」
「ユーリこそ………」
「2人共油断してると痛い目みるよ!」

チビッ子逹は聞く耳を持たない。

「キリエさん、アミタさん………」

ラグナルは大人の姉妹2人に助けを求めたが、その2人も星、ライ、夜美の漫画に集中していて、聞いていない。
しかも読み終わった漫画は積み上げたまま。

「ううっ、こうなるならマスターについていけば良かった………だけど片付け無いと帰ってきて怒られるし………ううっ………」
「ラグナルが居なかったら今度はアタシが大変だったぜ………星逹早く帰ってこないかな………」

散らばってる物を片付けながら、ラグナルとアギトが呟いた。








「それで星お姉ちゃんが帰ってきて、そんな状況を見て………」
「逆
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