第78話 文化祭前日
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一番かなぁ〜」
そんな甘い会話をしているのだが、さっきの事が信じられないのか、神崎含めたSBS団がもの凄い静かだ。
「ま、まあお化けの代役が決まって良かったって事で………」
すずかが無理やり締めたけど、皆不安で一杯だった………
「ええっー!?本物がお化け屋敷をするのですか!?」
帰ってきた星となのはに起こったことを説明したら、星の顔がみるみる真っ青になっていった。
しかし、なのははぬらりひょんに興味を示してるみたいだ。
「私もぬらりひょんって人に会ってみたかったの………」
「なのはは平気なのか?」
「う〜ん、実際会って無いから何とも言えないけど、妖怪とかよく漫画で読んだことあったし、いるんなら会ってみたいの」
なるほど、だからか………
「そうやなぁ、確かになのはちゃんの言う通り貴重な体験であることは確かやな〜」
確かに………
いくら魔導師でも妖怪と会う事なんて無いもんな………
「でも本当に大丈夫かなぁ?」
フェイトが心配そうに言うが、呼んだ本人はヘラヘラしている。
「大丈夫だよ!みんないい人達だし人間が好きな人も多いし………まあ、ちょっといたずら好きだけど………」
「そ、そ、それはどんないたずら………?」
「さぁ?けれど基本良い人ばかりだから大丈夫だよ」
ライはそう言うが、誰もが信じられなかった………
「皆の者、待たせたな」
暫く経つと、今度はちゃんとドアからぬらりひょんが入ってきた。
「儂の部下から了承は得たぞ。どんな妖怪が良いのか話し合っておったか?」
まさかのOKみたいだ。
それを聞いてみんな微妙な顔をしている。
問題は無くなったけど、心配事が増えたからな………
「あのぬらりひょんさん、そもそも妖怪何て詳しく無いんですけど………」
「ぬらさんで良いぞ。………しかし、そう言えばそうだったな。だがライ、お前ならある程度知ってるだろう?」
「あっ、聞かれなかったから忘れてた」
そんなライに夜美がチョップをした。
痛いのか頭を抑えるライ。
「夜美、何するんだよ!?」
「馬鹿者が!お前がしっかりしないとクラスが回らないだろ!!」
もはや、妖怪と直接親交があるのはライしかおらず、ライが自分から動いてくれないと何も知らない俺達はどうしようも無い。
「そうだぞライ。お前が一番知ってるんだからお前が動かないと………」
「ううっ、分かったよ………」
そう言って渋々教卓へ進むライ。
ぬらりひょんさんと並んで話し始めた。
「えっと、妖怪でお化け屋敷に合う人って言えば………一つ目さんとか、河童さんとか、ろくろさんとか、木綿
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