暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
無印編
第十四話 出会いとは突然やってくる ★
[7/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
。
機会があればそちらの世界の事を調べる必要もあるかもしれないな。
今はこの世界以外に別の世界が存在しているという事を理解していればいい。
さて、結局夕飯の買い物もしていないがいい時間だ。
そういえば
「二人とも食事はどうしてるんだ?」
「え、インスタントの食事とか……簡単な…………えっと」
「どうしたんだ? 続けてくれ」
「あう……」
なんでだろう?
急にフェイトとアルフが怯え始めた。
side アルフ
士郎の個人的な要望に頷いてお互いに一息ついた。
そんなとき士郎の視線が窓の外に向いた。
結構いい時間だね。
そんな事を思っていたら
「二人とも食事はどうしてるんだ?」
と急にそんな質問をした。
士郎の質問にフェイトが普通に答える。いや答えようとした。
「え、インスタントの食事とか……簡単な…………えっと」
「どうしたんだ? 続けてくれ」
にこやかに続けてくれって言うけどその視線は明らかに笑ってない。
下手にこれ以上発言したらマジで殺されそうだ。
(あ、アルフ、代わりに答えて)
(む、無理だよ。下手に答えたらマジでヤバイって)
前回の戦闘がまるでお遊びのような威圧感。
まずい。
何が士郎の怒りの原因か知らないけどまずい。
その中、急に士郎が立ち上がる。
びくっ! と怯えるフェイトと私。
そんな私達を置いて士郎は台所にいって、冷蔵庫の中身とゴミ箱の中を確認。
確か冷蔵庫の中にはフェイトの菓子パンと飲み物。
ゴミ箱にはインスタント食品だっけか。
この世界の簡単な食料の食べ残しなんかが捨ててある。
それを確認した士郎はなぜか大きくため息を吐いて、何かメモをしだす。
そして
「フェイト、字は読めるか?」
「え? 簡単のなら」
「なら、これを近くのスーパーで買ってきなさい」
そう言いながらメモとこの世界のお金を差し出す。
フェイトも思考が追いつかないのか、お金と士郎の顔を何度も見ている。
だけど
「フェイト」
「はいっ! 行ってきます!」
名前を呼ばれただけでフェイトは全速力で外に駆けて行った。
なんだかよく知らないけど、これでフェイトは大丈夫なはずだ。
だけど私の目の前には
「さて、いくつか聞きたいことがある。もちろん答えるよな」
有無を言わさない威圧感を放つ士郎が立っていた。
side 士郎
まったくなんだこの食生活は。
インスタントのスープや簡単な食事ばかり。
明らかに育ち盛りの子供にとって栄養が足りていない。
とりあえずフェイトは買い出しに行かせたからアルフに吐かせる。
「フェイト
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ