原作前
第零章 転生から大戦へ
四話
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「学院、ですか?」
「そうだ、学院だ」
12歳になった俺は父上によばれ執務室につくやいなや唐突すぎる言葉をもらった。
「なぜいきなり学院なのですか、父上。意味がわかりません」
「うむ、上級悪魔は12歳になったら6年間学院に通うのが義務なのだ」
「なるほど〜学院ですか」
「サーゼクス君やセラフォルー君も通うことになっているぞ、行ってくれるな」
「父上、義務なんですから拒否権がありません」
「気づいたか、そうだ拒否権は無しだ」
「ゼクスやセラも行くっていうし、行きますよ学院」
「そういってくれると信じていたぞ、鏡夜。入学は一か月後だ、それまでに準備しておいてくれ」
「了解」
一か月後
「あっ、鏡君だ☆ おーい☆」
「鏡夜、久しぶりだね」
「ああ、久しぶりだな二人とも」
「入学式まであまり時間がないし終わってから話そうか」
「さっきそこに談話室みたいなのあったから、そこに集まればいいだろ。どうせ今日は式のあと自由だし」
「入学式はバラバラになっちゃうからね〜」
「よくわからん規則だなまったく、おっそろそろ始まるな」
「じゃあまた後で」
「またね〜☆」
「ああ、またな」
どこも同じような退屈な入学式が終わり解散し始めたころ、まだ寝ている奴が目の前にいた。
「お〜い、入学式は終わったぞ〜。退屈なのはわかるがそろそろ起きろ〜」
「Zzz……働いたら負けなんだよ」
「おいコラ、この年で社会不適合者な発言をするな。とりあえず談話室まで運ぶぞ、いいな」
「うん……よろしく〜」
「お前名前は?」
「……ファルビウム・グラシャラボラスだよ」
「ファルビウムか、俺は鏡夜・N・ハルファスだよろしく」
「Zzz、よろしく」
そういいながら俺はファルビウムを背負い談話室に向かっていく。
談話室にはすでに二人がいたがもう一人見慣れない奴がいた。
「俺が一番最後かセラ、ゼクスそいつは?」
「ああ、彼はさっき仲良くなってね。ところで君が背負っているのは……?」
「入学式が終わっても寝てたから、運んできた」
俺はファルビウムを椅子に座らせながらそう言った。
「ねぇねぇ、折角だからこの五人で自己紹介しない?」
「そうだね、そうしよう」
ファルビウムを座らせている間にどうやら自己紹介することになったらしい。
「改めて、サーゼクス・グレモリーだ6年間よろしく」
「セラフォルー・シトリーよ☆ よろしくね☆」
「鏡夜・N・ハルファスだy「「ご覧の通り軍人だ」」……ゼクスぅ?セラぁ?」
「なんだ?そのご覧の通りというのは」
「これは鏡夜と初めてあった時にしてくれたあいさつなんだ」
「私たちのなかでは伝説なの☆」
「やめてくれ、俺にとっては黒歴史だ」
「そうか……それは良
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