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自由気ままにリリカル記
四話〜一方的な邂逅〜 2月27日修正
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は生まれてから今まで、仕事に対して手を抜いたこともミスをしたこともないことから完璧超神として有名な神なんだよ。
他の神が極偶に勝手に人を殺してしまうことがあるけど、それの対処を平気で同時に二十並列してしているのだから正に規格外の代名詞的な存在なのに……。


だから神は今から未来までずっと、悲惨な生活を抜けられずに後悔しながら死んでしまうあなた達の姿をしっかりと確認してからわざと殺してるんだよ?

そもそも、神がこんなに馬鹿げたミスをするわけないじゃん。

あなた達のために、二回目の人生をやり直すことが出来るようにと、特別対策として設けられたのがこの転生特典なのに……。

だけど、中には本当にどこかの神がミスして殺してしまうことがある。

この人達は人生に絶望もしていないし、基本的な道徳も身に着けている。
だから、本当にこれからの事を見据えていたからきっと大丈夫。
ちなみに、私達デバイス、ユニゾンデバイスは合わせて大体五千人くらい用意されていて、そこから転生者の希望、それかデバイスきっての希望で転生者が持つ物は決められる。

だからデバイスとして行く気も無かった私は、神の傍でこっそりと理沙ちゃん達と一緒に転生者達が仕分けられる様子を眺めていた。


この頃はまさか、推薦制度なんてものがあるとは思っていなかったから、急にマスターのデバイスに理沙ちゃん達から指名された時は心臓が止まるかと思った。
だから、『理沙ちゃん達の親友なんだからきっと優しいよね?』と理沙ちゃん達に聞いて『さあ? どうだろうね? もしかしたらあなたを使ってもらわない方が強いかもしれないよ? そうなったらずっと机の上で寂しく転がっていることしか出来ないかも……』という言葉が返ってきた時に思わず素で叫んでしまったのは仕方ないことだと思う。



『……その問題のマスターは今頃何処にいるのかな?』

マスターのことだから海鳴市を一通り見てから帰ってくると思う。
だって、マスターって見た感じ凝り性だと思うから、中途半端に終えるということはないはずだ。
まず、転生した次には状況把握をもう調べるところなんてないというほどする人が凝り性じゃないわけないよね。五歳なのによく動くね。
……五歳と言えばマスターは、なのはと同い年に変えられていたんだったね。
きっとこの頃のなのはは、公園に一人で居たと思うけど……心配だ。


なにせ、この世界に送られた転生者はマスターも含めて十人。

気持ち悪い転生者だと、な……私が確認しただけでも七人はいたの……だ。
その中には「原作介入してやるぜ! 待ってろよ俺のハーレム達!! ひゃっほーー!!!」なんて意味が分からないけど、とても危険な人もいたからきっとなのはが狙われているはずなの……だ。
せめてマス
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