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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
初めての…
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サマンオサでも同じな様だ。
ゲームの感覚しかない私には、この荒みっぷりはドン引き要素!
「酷い国ですね…カンダタ、何か情報はあるの?」
「いや…何も聞いた事ねぇーな…モニカはどうだ?」
「アタイも何も聞いてないねぇ…この国は立地条件から、あんまりモンスターにも攻められなかったんだけど………疫病が蔓延してるって話も聞かないし…」
カンダタもモニカも共に情報を持って無い様子で、尋ねたアルル様は些かガッカリ。
どうやらサマンオサの状況を理解しているのは私だけの様だ…さて、どうやって皆さんに伝えるべか?
「おい、待てガキ!」
突然、お父様が1人の子供を掴まえて叫ぶ!
私達の間をすり抜ける様に走り去ろうとした子供は、酷く汚れていて強烈な悪臭を撒き散らしている…
そんな子供の襟首を素手で掴み、臭いが気にならないかの様に接するお父様…
「な、何だよ!!ちょっとぶつかっただけだろ、離せよ!」
まったくですわ…
そんな悪臭は早く離してもらいたいです。
「旦那…このボウズがどうしたんですか?小汚いし離してやりましょうよ!」
「ボウズじゃないよ、女の子だよ。それにこの子…僕の財布をスッたんだ!」
「「「え!?」」」
うそ〜ん!
被害妄想じゃないの?
ってか、女の子なのソレ?
「ふ、ふざけんなよ!ぶつかっただけなのに因縁付けんなよ!」
そうよね…それに例えスられたとしても、どうせお金なんて持って無いのだから、別に良いじゃないの!私としては早くその悪臭を捨ててほしいわ…
「や、やめろ…このスケベ中年!!」
しかし私の願いも虚しく、お父様は少女 (?)の服の中に手を突っ込み、スられた(お父様曰く)財布を探してる。
よくもまぁ…あの悪臭の中に手を突っ込めるわね。
これで財布が無かったら、下手物好き男の悪質なセクハラよね!
「スケベ中年だと!?訂正しろ、僕はまだ中年じゃないぞ!………お、あった!」
へー……本当にスリだったのね。
つーか、スケベな事には否定しないんだ…
「あ!そ、それはアタシんだ…アンタのだと言う証拠は無いだろ!」
「ほぅ………じゃぁ中身を言ってみろ!」
「な、中身…は…お、お金だよ!何ゴールドかは忘れたけど…」
あらあら…随分と妥当なお答えね…
そう言っておけば嘘にはならないから、この後に幾らでも言い訳が出来るって寸法ね。
「ぶ〜!残念でしたぁ!お金は1ゴールドも入ってません。中に入ってるのは、昨日ビアンカが着けていたブラとパンツです。淡いピンクのスケスケ下着ですぅ!」
はぁ!?
何で財布にそんな物が入ってるの?
スリ少女も驚いた様で、慌てて中身を確認する。
そして出てきた淡いピンクのスケスケ下着…
「わぁ〜ぉ!お母様セクスィ〜!」
お母様は、あんな物を履いて競
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