第三話 アムリッツア星域の会戦
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夫か。眼が吊り上ってるぞ、金髪。
「はい、五万帝国マルクです」
「私が買う!」
金髪の言葉に親っさんがにこやかに笑みを浮かべた。
「では契約書を」
親っさんが契約書を差し出すと金髪がサインをした。やったね、捕虜は大体六千人、三億帝国マルクの稼ぎだ。
「では私達はこれで失礼します。キア、帰りますよ」
「はい」
「何か御用が有りましたら、お声をかけてください。お会いできるのを楽しみにしております」
「……」
そう言うと親っさんは優雅に一礼して金髪の前を下がった。かっこいいよな、親っさん。それにしてもあいつら、金髪もだけど他の連中も挨拶なしかよ、失礼な。まああいつらと一緒に仕事をする事なんて先ず無いだろうしな、気にするだけ無駄か。それより今日の顛末を皆に教えてやらないと……。何て言ったって今日一日で十五億帝国マルクも稼いだんだから……。
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