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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
無名の有名人 bQ
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疑問を覚えた。何が来たというのだ?一体何が

「お前さん達の目的さ。まったく私をここまで待たせるなんて後でお仕置きだぜ?閃輝」
「「!!!?」」

魔理沙がそう言った瞬間、人里の方向から一筋の光が向かってきた。それは魔理沙の正面で止まり、そこから閃輝とラウラが現れた。閃輝の姿を見て、千冬は様々な感情が湧きあがってきた

「お仕置きは勘弁してくれよ魔理沙姉、これでも急いできたんだからさ」
「ですが実際に時間が掛かったのはお兄様の集中力が散漫だったと覇狼さんは仰っていましたが?」
「ウグッ!それを言うな・・・それより・・・」

閃輝は千冬達の方を向いた。その眼には怒りと憎悪が渦巻いているのが明らかだった。だが千冬にはその様には見えていなかった。愛しい弟が助けを求めているように見えた

「ああ・・・一夏、待っていてくれ。今すぐお前を正気に戻して、妖怪共の手から解き放ってやるからな。そしたらもう何も怖い物なんてなくなる。さぁ家へ帰ろう」
「何をほざいてやがるんだ?織斑 千冬、俺は自らの意思でここに居るんだ。俺はここで生きてここで死ぬ、それを望む」

完全なる拒絶、だが千冬にはそうは聞こえていなかった

『千冬姉ぇ・・・助けて・・・ここから助けて・・・』

っと変換されていた。正気ではない寧ろ千冬の方だ、既に正常な思考をする事も出来ないほど狂っているようだ。

「待っていくてくれ一夏、今私が、行くぞ束。一夏を救う!」
「まっかせといてよちーちゃん!(それにここで暴れれば、あの男が出てくるかもしれないしね)」

千冬は雪片を、束は銃を持って臨戦態勢を取る。閃輝は既にラウラと共に戦闘態勢を取っていた。手にはスカーレット・ロンギヌスが握られており、ラウラの手には重力を歪めて生成した球が浮いていた。

「行くぞラウラ、敵を殲滅する!」
「了解です、お兄様!!」
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